【8月17日~18日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【青森】『かさなりとまじわり』(~2024年9月29日)
青森県で開かれている「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」のメイン企画として、「かさなりとまじわり」展を開催している。〈青森県立美術館〉の建物は隣接する三内丸山遺跡を彷彿させる土の壁と床が特徴だ。そんな歴史や自然と人間とが「かさなり」「まじわり」ながら新しいエネルギーが生まれてくるような展示となっている。
●【東京】『カルダー:そよぐ、感じる、日本』(~2024年9月6日)
アメリカのモダンアートの巨匠アレクサンダー・カルダー。東京・港区の〈麻布台ヒルズ ギャラリー〉では、彼の代名詞である動く彫刻「モビール」を中心に、抽象絵画やドローイング、立体作品など約100点を見せる展覧会が開催中です。その見どころを展示空間のデザインを担当した建築家・後藤ステファニーさんのコメントとともに紹介します。
●【デンマーク】『Socle de Monde Art Festival 2024』(~2024年11月24日)
ヴェネツィア・ビエンナーレを始めとして、2年あるいは3年ごとに開かれるアートイベントが世界各地で盛んな中にあって、デンマークの小さな祭典は少し特殊かもしれない。もともとは畑ばかりだったという土地に、なぜアートが芽吹いたのかを探って行くと、ひとりの起業家に辿り着いた。
●【青森】『蜷川実花展 with EiM: 儚くも煌めく境界 Where Humanity Meets Nature』(~2024年9月1日) 『弘前エクスチェンジ#06「白神覗見考(しらかみのぞきみこう)」』(~2024年9月1日)
〈弘前れんが倉庫美術館〉では「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」のメイン企画として2つの展覧会が開かれている。『蜷川実花展 with EIM:儚くも煌めく境界 Where Humanity Meets Nature』は写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzo、クリエイティブディレクターの桑名功らのチーム「EiM」による。もう一つのメイン企画は『白神覗見考(しらかみのぞきみこう)』と題されたリサーチ・プロジェクトだ。ユネスコ世界自然遺産である白神山地をテーマに4組のアーティストたちがそれぞれの視点で制作した作品を展示し、ワークショップやイベントなどを行う。
●【ヴェネツィア】『Zeng Fanzhi: Near and Far/Now and Then』(~2024年9月30日)
中国を代表する現代作家の曾梵志(ゾン・ファンジ)がヴェネチアで個展を開催中。話題を呼ぶ展覧会の会場構成を手がけたのは建築家、安藤忠雄です!