東京都医師会が緊急会見 「GoTo一時中断を」(全文2完)感染急増なんとしても防ぎたい
今冬の医療提供体制について
角田:副会長の角田でございます。今冬の医療提供体制につきまして、ちょっとお話しさせていただきたいと思います。資料、お手元にちょっとございませんが、年末年始の医療提供体制、ご存じのように最大のシナリオといいますか、で、1日当たり6万5000件当たりの発熱者に対する迅速検査が必要というふうな試算が出ております。私ども、会員2万人おりまして、47の地区医師会から構成されております。本日はそのうち6つの地区医師会の会長先生にご同席いただいております。 一部の医療機関に発熱者を集めてみるということははっきり言って不可能でございます。やはり私ども、地域のかかりつけ医が通常の医療体制を堅持しながら、しっかりとした標準的な感染防御策を取りながら診るということが極めて重要というふうに思っております。現在、国の検査・診療医療機関の指定、これは3000以上の実はかかりつけ医を含めて医療機関が取っていただいております。ただ私ども、まだまだこれでは少ないというふうに考えておりまして、可能であれば全てのかかりつけ医の先生方にこの指定を取っていただきたいと思っております。それにつきましては本当に地区医師会の会長先生を含め、会員の先生にもご理解をいただいた上で今、進めているところでございます。 私ども、2万人の医師会員がおりまして、診療所を含めまして医療機関1万以上ございます。そのうちの内科標榜のところが約6000から7000で、小児科が2000余りということですから、ぜひそういった医療機関にも併せて来ていただきたいと。その上で都民の方々には、まず直接受診するのではなくて、必ず地域の医療機関、ないしはかかりつけ医に電話で連絡していただく。そして私どもがそれに対応した上で、受診が必要であればご指示をするということにしています。また、年末年始を直前にある程度固まった医療機関の情報がございましたら、私どもから流したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 天木:続いて猪口副会長、お願いします。