東京都医師会が緊急会見 「GoTo一時中断を」(全文2完)感染急増なんとしても防ぎたい
都の「もっとTokyo」についてはどう思う?
日本経済新聞:日本経済新聞、亀です。私はローカルの行政の担当なので、ローカルの政策についてお伺いしますが、Go Toキャンペーンの話、先ほどされましたけれども、東京都のほうも「もっとTokyo」という、ある種Go Toの上乗せ的な要素も含んだ需要喚起策というのをやっているんですけれども、これについても今、継続されているわけですが、東京都の「もっとTokyo」については、会長、どんなふうにお考えなんでしょうか。 尾崎:私は前からそういう、まず始めるんだったら、いわゆるマイクロツーリズムのような身近なところから動かすということを始めたらどうかと。それでしばらく様子を見て、そういった感染とかに悪影響がなければ、だんだんその範囲を広めていったらどうかということを常々言ってまいりましたけども、そういう中でやはり小池知事が東京の中でなるべく動いてもらうということを意図して、今おっしゃられたものをやはり私はつくっていただいたと思っていますので、それについては大いに反対はしない、賛成の立場でおります。 天木:では最後にそちらの。
Go To Eatは中断すべきとの考えか
東京新聞:東京新聞の松尾と申します。お願いします。会長のご発言の中の確認を含めて教えてください。Go Toキャンペーンの中のGo To Eatに関してお尋ねをします。先ほど来、会食に関しては5人以上の会食はしないとか、10日に一度の頻度でやってはどうかというお話がありました。会長としましてはGo To Eatに関してはいったん中止、中断すべきとお考えでしょうか。それとも現在のままで継続するのも理解を示されているというスタンスでしょうか。 尾崎:ですから、お店のほうもしっかり、例えばアクリル板を置くとか、あとそれなりのディスタンスを取っていただくとか、いろんなことをやった上で、お客さんを入れているんだと思いますし、そこにやはり行く側もそういった大人数で行かないとか、それから私が言っているように連日のようにとか、3日に一度ぐらいどんどん行ってしまうということがなければ、私はあまり影響はないと思っていますので、Go To Eatに関してはやはりそういった守るべきところを、お店の側もおそらく守っていらっしゃるところはきちっと守っていると思いますし、そういった守っているお店にこちらもそういった大人数では行かないとか、あと頻度を考えて行くとかいうことにすれば、私は問題はないのかなと思っています。 東京新聞:ありがとうございます。 天木:それではここで会長に対する質疑応答を打ち切らせていただきまして、角田副会長から報告があります。