三重大学と三重県薬事工業会は24日、教育や研究など多面的に連携を図り、優秀な人材育成に取り組むことを目的とした包括協定を結びました。 　24日は、三重大学と医薬品や医療機器などの製造会社で構成する三重県薬事工業会の関係者などが出席しました。 　三重大学の伊藤正明学長は現在、医療や福祉などの領域が拡大し国民のニーズが高まっていることを踏まえ、「協定の締結によって学生の視野が広がり実りのある教育になれば」と期待を寄せていました。 　これに対し三重県薬事工業会の松浦信男会長は「企業と大学が協力することで医療・健康・福祉に貢献できるような仕組みをつくりたい」と意欲を示しました。 　今回の締結によって、学生のインターンシップ活動や就職支援の取り組みのほか、共同研究の推進などが行われるということです。