三重県立松阪工業高校の生徒「電験三種」35年連続合格 「過去問説いて確認」
2年生と3年生の合わせて13人が合格=松阪工業高校(三重テレビ放送)
三重県立松阪工業高校の電気工学科の生徒13人が、電気設備の点検などを担う電気主任技術者の難関の国家資格「電験3種」に合格し、16日に学校で報告会が行われました。 電気主任技術者は、工場やビルなどの電気設備の保安監督業務を行うことができる国家資格です。 第3種電気主任技術者試験いわゆる「電験三年生の合わせて13人が合格しました。 電気関連の書籍を発行する出版社が作成したランキングによりますと、今年8月に発表された工業高校の合格者数では松阪工業高校が6人と2年連続で全国1位となっています。 今年、合格した13人のうち、3年生の岸江佑真さんは2年生の4月から学業と並行しながら過去問題を解くなどして勉強に励んできたということです。「難しい問題に挑むことが大変だった。授業でやっていない範囲は過去問を解くことでやり方を確認したり、同じ目標を持つ仲間と教え合うことで勉強した。これから就職するが、生活を電気で豊かなものにしていきたい」と話していました。