少子化対策「もう待ったなし」小池都知事会見1月27日(本文2完)
東京都の小池百合子知事は27日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の23年度予算 初の8兆円台に 定例会見(2023年1月27日)」に対応しております。 【動画】東京都の23年度予算 初の8兆円台に 定例会見(2023年1月27日) ◇ ◇
一棟借りはあまり簡単ではない
小池:5類移行後の具体的な医療提供体制や、公費の負担の姿っていうのは今後、詰めていくものと認識しておりますけれども、現場を担う医療機関や自治体、しっかり取り組めるように、また都民や国民の皆さんが混乱しないように、詳細はできるだけ早めに示していただきたいと、このように思います。例えば療養ホテルなど、一棟借りしてるわけですね。片やインバウンドは増えているというようなこと。これ、ホテルの予約をやめるとか、また新たに何か、一棟借りとかそういうのは、あまり簡単ではないわけですね。そういったことも含めて、できるだけ段階的に、そして、これからのタイムラインなどは、できるだけ早めにお伝えいただければというふうに思います。 記者:ありがとうございました。それでは各社の質問に移ります。挙手の上、知事の指名を受けて社名とお名前を名乗って質問をお願いします。 小池:じゃあTBSさん。そうですね。はい。
マスク着用ルールの国の方針への見解は
記者:TBSの佐藤です。よろしくお願いします。新型コロナの5類引き下げ検討のお話なんですけれども、マスクの着用のルールについては一律の対応ではなく、原則個人の判断に委ねるという方針だということなんですけれども、この方針について知事の見解を教えてください。 小池:やはり皆さん思われるのは、じゃあその判断の基準はどうなの、科学的にどうなのっていうような、やはりそこのヒントはできるだけ明確に、丁寧に情報発信をしてもらいたいと思います。着用が有効な状況もあるでしょうし、そういった場面も出てくるかと思いますので、そのことをできるだけ早く知らせていただく。そして都としてもそういう国の方針を踏まえて、東京iCDCの専門家の先生方と議論を深めて、分かりやすく都民に情報発信をしていきたいというふうに考えております。 一方でインフルエンザが今、はやりつつというか、もうだいぶはやっているところですし、これからの花粉症とか、マスク、イコールコロナだけではないので、この辺のところはまさに個々の判断も必要になってくるかというふうに思います。 記者:もう1点で、すみません。子供のマスク着用のルールについては、先んじて3月に緩和するという案も浮上しているんですけれども、その場合はマスクを着用しなくてもいい卒業式ということになるんですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。 小池:そのときのインフルエンザの関係もありますし、そういった状況を判断してのことになろうかと思います。でも気持ちとすればみんな、何年間か一緒に過ごした、学んだ、そういう、その修了のタイミングでみんなが晴れやかなお顔で、合わせて、そして例えば中学にしても高校にしても3年、3年ということは丸々コロナとの時期と重なるわけですよね。いろんな思い出があったり、友達の顔が実はよく分かってなかったりとか、いろいろあるかと思いますけれども、いい卒業式にしてあげられればいいなと、私は1人の人間としてそう思うところです。 記者:ありがとうございます。