都政の構造改革で「FAXレスほぼ達成」小池都知事会見1月27日(本文1)
東京都の小池百合子知事は27日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の23年度予算 初の8兆円台に 定例会見(2023年1月27日)」に対応しております。 【動画】東京都の23年度予算 初の8兆円台に 定例会見(2023年1月27日) ◇ ◇
インフルエンザの患者が増加
小池:はい、それじゃあ始めます。 記者:よろしくお願いします。 小池:それでは、今日3本あります。それぞれ、最初はコロナで、その次、予算関係になります。まずコロナでありますが、今週は都心でも氷点下を記録するなど本当に寒い日が続いております、お日さまが照っていても、太陽、照っていても、風が冷たいです。そうなりますと換気も不十分になりがちで、一方で空気は乾燥していると。こういう環境というのはウイルスにとっては非常に活発化するような環境が整っているということもあります。 きのうモニタリング会議、開きました。専門家の皆さんからは、新規陽性者は減少してるけれども引き続き警戒が必要ですよということ。それから、インフルエンザについても患者の報告がございました。増加しています。定点医療機関当たり8.5人となりまして、流行注意報が発令されるのが10人ということですので、その一歩手前ということになります。救急搬送で患者の搬送先を決定するにはとても時間がかかるということ、コロナということもありまして、で、東京ルールの適用件数は減少はしているけれども、いまだ高い値での推移になっていると。
まめな換気を忘れずに
発熱などの症状が出ましたときには、いつも申し上げておりますけれども、東京都発熱相談センター、小児救急電話相談、こちらのほうにご連絡いただき、また、迷ったときは♯7119と。それでも緊急性がある場合には、どうぞ、あまり迷わず119に、迷ったときは♯7119ということでお願いいたします。 コロナとインフルエンザの予防法は結局のところ一緒です。これまでもお伝えしていますように、3つのポイント、攻め、守り、備えということ、これをご確認ください。そしてまたワクチンについては、ご自身、大切な人を守る最大の武器ですし、重症化を防ぐという意味で、接種会場なども設けて進めております。 そして冬だからこそまめな換気のほうを忘れずお願いいたします。必要な場所ではマスクの着用、体調が悪いときには無理をしない。もうこれまでずっと申し上げてるようなこと、同じことになります。で、熱が出たときのために、医薬品、そして食料品などの用意もお願いをいたします。どういうものを確保しておくかについては今ご覧いただいてるような、医薬品・食料品の例が書いてあります。ホームページなど、ご参考になってください。 また、大雪のために外出を控える必要があったとしても備蓄があれば安心かと思いますので、今日は予報では都心部でも積雪の可能性ということもいわれておりますし、また、転んだりしないように気を付けていただきたいと思います。 引き続き感染対策を行いまして、社会経済活動との両立、これをさらに進めていく。そのためにも引き続きご協力よろしくお願い申し上げます。 2つ目ですけれども、「未来の東京」戦略のバージョンアップ、そして令和5年度予算案、令和5年度組織改正について、3本まとめてであります。 今、世界を見回しますと、もう大国間の覇権争いの激化で国際秩序はとても不安定になっています。また、長引くコロナ禍、気候危機など、危機を挙げればいとまがないぐらい世界は目まぐるしい変貌を続けているところです。国内を見ますと出生数が減少の一途をたどっているということから、先週もお伝えしましたけれども、年間80万人を割り込む見通しが、これが10年ぐらいもともとの予測の前倒しになっているということです。あらためて今回、将来の人口推計をいたしました、東京について。東京では2030年に人口のピークを迎えると。以降、そのあとは緩やかに減少していくだろうと、このような見込みとなっております。