マスク着用見直しの是非「“科学的にどうか”に尽きる」小池都知事会見1月20日(本文2完)
東京都の小池百合子知事は20日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2023年1月20日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2023年1月20日) ◇ ◇
このタイミングでの5類移行表明をどう評価?
記者:NHKの中村です。よろしくお願いします。コロナの5類への移行に関して伺います。総理は第8波が続く中で、このタイミングで移行の指示を表明したわけですけども、このタイミングでの表明について評価をお願いします。 小池:そこは政府のご判断だろうというふうに思います。一方で都としてもこれまで類型の見直しを含む、コロナの感染症の経験上出てきたいろんな課題については、国のほうに、見直したり、そしてまた付け加えたりということで、これまでもお願いをしてまいりました。今回、いわゆる第8波かと思いますけれども、いろいろな、これまでと違って、治療薬が出てきたり、ワクチン、抗体の、中和抗体など、さまざまが出てきているというのはこれまでと違ったことで、様相ではないかというふうに思います。そういった環境の変化などを加えて、今回の改定っていいましょうか、見直しに踏み切られたのではないかなというふうに思っております。
自公が知事に私立中生への助成を緊急要望。受け止めを
また、やはり経済と、社会経済活動との、コロナ対策と、この両立が望まれているということも背景にありますし、私どもがこれまで見直しをお願いしたのもそういったことが背景になって、それに応えていかれる。また、感染症はこれまでも、先ほどの、波で見てきたように、ああ、そろそろ終わりかなと思ったら、また次が来るというのを何度も経験しています。そういう意味でいろいろ、このあとどのような光景になっていくのか、よくこれからの将来も見た上で、この類型見直しを含む体制づくり、環境づくりっていうことをお願いしたいと思っております。 記者:ありがとうございました。もう1点、別件で伺いたいんですけども、きのう自民・公明両党の幹事長が知事に対して、私立中学校の生徒さんの10万円の助成を緊急要望されました。これについての受け止めと都の対応方針についてお聞かせください。 小池:知事査定も終わったタイミングではございました。また、ご要望書に、私立の中学については昨年度まで国のほうで、年収400万円未満の世帯のお子さんに対して授業料を最大10万円支援するという取り組みを国のほうで行っていた。しかしながらそれが、財務省の査定で事業が終了してしまったということであります。政権与党の皆さん方なので本来であれば、国においてしっかりと対応してくださいっていうことがまずありきだというふうに思います。一方で、教育費というのは非常に大きな負担になっていることは事実でございます。そのため、これまでも高校に対しての無償化などを行ってきたところでございます。そういう中でどう対応すべきなのか、今、最終的にまとめているところです。 記者:ありがとうございました。