小池都知事が記者会見10月16日(全文1)国に水際対策の強化と徹底求める
東京グリーンボンド、発行額を100億円増に
次、グリーンボンド。東京グリーンボンドであります。こちらのほうも皆さんご存じですよね。今日、機関投資家向けの東京グリーンボンド、発行をいたしました。これは平成29年度から発行を始めまして、私、知事に就任してもう一番先に取り組み、かつ一番先にスタートしたものでありますので、これで4回目の発行となります。今年から発行額を100億円増やしまして、計で200億円となります。投資したことを対外的に表明する方、これは投資表明と言っているんですけれども、前回の2倍以上、下、75件となっていますよね。前回は36件だったのが今回75件。これは新たな投資家からの需要も多くこの件、寄せられておりまして、グリーンボンドの発行意義というものが投資家の間に着実に広がっているということがこの36件から75件へということかと思います。 東京グリーンボンドに投資をしていただく、お買い上げをいただくことによって、そのお金は何に使われているかというと太陽光発電の導入、都有の施設での太陽光発電の導入、それからスマートエネルギー都市づくりに資する事業、それから河川の護岸、防潮堤の整備、気候変動への適応策になるわけですけれども、それらに活用するということです。 今後とも環境施策を強力に推進するということと、国内のグリーンボンド市場、日本で自治体として初めて発行したのが東京都でありますけれども、最近広がってきています。グリーンボンド市場をさらに活性化させますし、いわゆる金融分野からのSDGsの実現の後押しにもなるということであります。東京をいち早くSDGsの元手になるグリーンボンドであったり、それから金融のESG、東京金融賞の中にESG賞というのも大賞にしております。ですから環境を良くするというだけではなく、いろんな組み合わせでもって行う1つの例としてあらためて今日、スタート、発行ということでお知らせをさせていただきます。