大阪市・松井市長が定例会見4月7日(全文4完)党利党略っていうよりも個利個略
細田衆院議長が10増10減に懸念を示しているが
NHK:NHKの西澤です。細田衆院議長が10増10減について繰り返し懸念を示されていますが、これについてどのように受け止めていらっしゃいますか。 松井:アダムズ方式、自分たちで決めたわけですよね。で、これがいよいよ目の前に迫ってきたら、結局、党利党略で。党利党略っていうよりも、個利個略よね。定数を減らすところに大物議員がいるから。だから、それはいかがなもんかって。こんな身勝手、自己都合の言い訳はないと思っています。そもそも国会議員というのは憲法で国民の代表なんだから。だから、国民の代表がやっぱり1票の格差で、やっぱり1票が軽く、人口の多いところは1票は軽いんですかっていう話になってしまうわけだから、これはもう是正していくのは。 だから、その1票の格差の拡大をさせないために、アダムズ方式で減らしていこうよと。減らしたり、増やしたりしようよという、そういうルールなんだから、それを否定してどうするのと思いますけどね。そもそもだから、憲法を軽んじているんじゃないのっていう話だと思います。 もう本当に、だから、こういうところが、自民党が圧倒的に強かったら改善できないとこなんです。もうこういうところにわれわれが少しぴりっとさせられる力を持って、当面それは自民党の政権続きますよ。こんなの。一挙に政権交代と。その政権交代も前回の2009年の、要は基本的価値観がまったくばらばらなのに、政権交代が目的で談合している人たち、旧民主党の。だから、政権交代したあと何するかはまったく話し合いを棚に置いたまま、人間だけが、議員だけが集まったと。あれはもう最悪だけど、やっぱりだから、当面、自民党政権続くんだろうけど、やっぱりちょっとぴりっとはさせないと。もうあまりにも党利党略、個利個略。文通費のほうもそうですよ。あれ、個人のお金なんだから。そういうところをやっぱりぴりっとさせられる力を持たせてもらいたいとは思います。