50歳以上が<ビタミンC>を積極的にとるべき理由とは。そして「若返りビタミン」の別名を持つあの栄養素が含まれるのは…ぬか漬け?
50代になると「美白ケアを完璧にしているのに年々シミが濃くなる…」「食事量は若い頃と変わらないのに、お腹周りの脂肪が増える一方…」といった悩みを抱える女性が急増します。しかし「それらの不調は決して<年のせい>だからではない」と断言するのは、多くの女優やモデルに支持されるカリスマ美容家の山田祥子さん。今回は、山田さんの著書『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』から、50歳からの女性の健康美に欠かせないケアを一部ご紹介します。 【書影】「50代という美の節目」に知っておきたい、一生キレイでいられるコツ。山田祥子『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』 * * * * * * * ◆<はじめる>サプリメントで補うべき栄養素No.1のビタミンC 50歳から積極的にとりたい栄養素がビタミンCです。 高い抗酸化力があり、シミ・ソバカスの発現を抑えたり、コラーゲンの合成を助けてシワを軽減したりといった美容効果以外にも、アレルギーの抑制、副腎強化、免疫機能増強など多くの作用を持ちます。 そんなビタミンCは、サプリメントに頼りたい栄養素No.1です。 食事からとれるビタミンCの量には限界があり、調理法や保存法によっても消失するので、効果を得るために十分な量を補えないからです。 では、サプリメントでどれくらいとるとよいのでしょうか。 国が定める1日の必要量の100mgというのは、欠乏症を防ぐための最低必要量で、これはビタミンCが持つさまざまな効果を得られる量ではありません。
◆ビタミンCの必要量は個人差が大きい 実は、ビタミンCの必要量は個人差がとても大きく、その差は20倍とも言われています。 たとえばストレスが強い人の体内ではビタミンCが多く消費されるので必要量は増えます。 その個人差を知る手がかりのひとつはお腹の調子です。 ビタミンCが体内に十分にあるときにサプリメントでとると、お腹が張ってガスが増えたり、軟便になったり、下痢をすることがあります。 いずれかの症状が出たら、それ以上とっても吸収されないサインなので、一旦その日はそれ以上とらずにお休みを。 風邪をひいているときなど体が必要としているときは、1日に10000mgとっても軟便などの症状が出ないことが多いです。 私自身は50歳から1日に3000mgとっています。 普段のカウンセリングでは、特別に病気などのない方に対してでも1日に1500mg、特に美容効果を望まれる方には2000mg以上の摂取をおすすめすることが多いです。 そして1日3回、またはそれ以上に分けてこまめにとることもビタミンC摂取のポイントです。
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