小池都知事が記者会見7月31日(全文2完)さらなる休業要請の可能性もある
特措法の改正も要望したのか
NHK:NHKの小倉です。先ほど政府の分科会について質問がありましたが、その点についてあらためてちょっと確認させていただきたいんですけれども、休業要請について、何かしら知事として言及されたり、その場で議論があったのかどうかというところと、あと先ほど知事も国に財政支援を求めたというふうにおっしゃっていましたけれども、特措法の改正も求められていると思いますが、何かこの点についても要望されたのかというのを確認させていただけたらと思います。 小池:まず今回の時短によります協力金の実施をする、それについても予備費を活用してほしいという旨を申し上げました。また法律の改正については、これはずっとお願いをしているところでありまして、特措法の改正、これは休業要請と補償とのセットという形。それからまた全国知事会ではそれぞれ、これは私、分科会では、今日は言及いたしませんでしたけれども、それぞれの地域をより細かく切って、対応、対象にしてほしいという点については東京都としても同じ思いでございます。これについて今日の分科会では申し上げませんでした。 今日は報告が主になったので、国のリアクションがどうなったのか、このあとの分科会の結論っていうこと、もしくは分科会で話し合われたことなど、詳しく知りたいと、このように考えております。最後で恐縮です。
千代田区長のマンション問題への受け止めを
東京新聞:東京新聞の小倉と申します。コロナじゃないんですけれども、千代田区長が自身のマンション問題を巡って議会に解散を通知した一連の騒動で、区政が混乱しています。小池知事は3年前の区長選で石川区長を全面的に応援するなど、政策を連携されてきたと思うんですけれども、この区長の騒動への受け止めと、もし何か区長に助言なり苦言なり、やりとりされていたとしたら、そういうことがあれば教えてください。 小池:現時点で何がどうなっているのかについては承知いたしておりませんが、ただ、千代田区の選管が選挙の実施はないという判断をされた、そこまでについては報告は受けました。そのあとについてはまだ受けておりませんが、現段階においてはやはり国ではなくて区の動向を見守っていくということかと思います。そこにまずは区の問題として対応されるということを、特にコロナの真っ最中でもありますし、しっかりと区のほうでご対応いただきたいと、このように考えております。以上です。 司会:東京都からお知らせです。定例記者会見は終了しました。ご協力ありがとうございました。本日の定例記者会見は終了しました。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見7月31日