小池都知事が記者会見7月31日(全文2完)さらなる休業要請の可能性もある
小笠原と本土との航空路についての考えは
読売新聞:3点目、コロナとは外れてしまうんですけれども、今日このあと小笠原航空路協議会が開かれます。以前から知事、空港建設には前向きなご姿勢だったかと思うんですけど、あらためて小笠原と本土との航空路についてどのようなお考えをお持ちか、今後どのように進めていくか、お願いします。 小池:これから3時から、小笠原の航空路について、かねてから私は小笠原の返還の記念式のときにも発信をさせていただきました、島の方々の命、健康を守るためにも航空路が必要だと、もう長年のご希望であったわけであります。それを進めましょうということから、地域、地区、空港建設の地域まで絞り込んだ形で、これまでも研究を重ねてきたわけであります。何よりも小笠原は世界自然遺産の地域でございまして、これについてどのようにして自然環境の保全と、そして今申し上げましたような航空路の開設ということを両立するかということで検討をしてきたわけでございます。 このあと、審議会のほうでご審議いただくことになっておりますけれども、例えば滑走路が長い分、それによって自然の守り方が、自然に対する負荷が違ってまいりますので、そこでご議論いただいている中には、これまでのいわゆる小型の航空機以外に、ティルトローター式も考えようということで提案があると。検討もしていただいているということでございます。これも今、技術も日進月歩で変わっていく中において、どうやってこの島との間の交通網を確保するかということでは1つの有効な策として考えられるというのが、これからの審議会で検討されるものと、このように期待もしているところでございます。 読売新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。知事から指名を受けました方は社名と氏名を名乗った上で質問してください。お願いいたします。
新規陽性者数が急増した理由は
日本テレビ:日本テレビです。知事、冒頭発言ございました新型コロナの本日の新規陽性者の件でお尋ねいたします。463人ということで、きのうも最多ではあったんですが、2日続けて過去最多を更新したこと、これについてどういうふうにお考えなのかということと、あときのうから比べて100人近くぽーんと跳ね上がっているんですが、この急増、きのうも最多だったんだけどさらに100人上回ったんですね。この急増した理由というのはなんかあるんでしょうか。 小池:基本的に今週、だいたい週末になると増えてくる傾向は毎週ございます。一方で4連休もあったということからも、検査の、若干数字が、なんて言うんでしょうか。まとめる数字が時差が出てきていることなどもあろうかと思います。463、もちろん多いです。そして検査数は、これは参考値でありますけれども、現時点で5542件。もう6000件に乗せるような勢いで今検査はどんどんと各地で進んでいるところであります。 その中で新宿の保健所からの数字が陽性者数463のうち150近く今日の分で入っているということであります。これからのこの4連休の間、検査を受けなかった方々がまた増えてきているなども考え合わせますと、これからの陽性者数も増えていく可能性は高いということではないかと思います。 また、きのう東京都の医師会の尾崎会長のほうもさらに増やしていこうというお話がございました。体制をどう組んでいくのか、それぞれの都の医師会のご協力もいただかなければ、それぞれの健康管理等も進んでいきませんので、この辺りは連携して進めていかなければならないと考えております。