「サムライブルーのユニフォーム統一に4年」北澤豪 障がい者サッカーへの思いと行動「給料を払えるまでサポートを」
東京オリンピック・パラリンピックであれだけ盛り上がり、お互いのよさをみんなが認めあった。そして、「オリンピックとパラリンピックを分ける必要があるのか」という声が出てくるくらいになってきました。そうすると、競技団体も一元化していくのが、次のフェーズだと思っています。イングランドなど一元化している国もあるので、日本でもできないことはないはずです。サッカーが先陣を切ることで、ほかの競技団体もそちらに舵を切っていければいいなと。我々がロールモデルになっていかなくちゃいけないと考えているんです。
PROFILE 北澤 豪さん きたざわ・つよし。1968年生まれ。東京都出身。本田技研工業サッカー部を経て、読売クラブ(現 東京ヴェルディ)で活躍。サッカー日本代表としても、多くの国際試合で活躍する。03年現役を引退後は、社会貢献活動にも取り組み、日本サッカー協会参与・フットサル委員長。日本障がい者サッカー連盟会長などを務めている。 取材・文/西尾英子 写真提供/北澤 豪
西尾英子