母校の“日本一”に「自分たちもやっていこうと」刺激受けた日本文理大FW高畑涼が来季に繋げる2ゴール
[12.17 インカレ強化ラウンドGL第3節 富士大 2-3 日本文理大 スポーツ広場2] 【写真】「イケメン揃い」「遺伝子を感じる」長友佑都の妻・平愛梨さんが家族写真を公開 母校のプレミアリーグファイナル制覇に刺激を受けた。日本文理大FW高畑涼(3年=大津高)が今季最終戦で待望のゴールを奪い、勝利で2024年を締め括った。 高畑は大津高の3年時に全国高校サッカー選手権で準優勝を経験。卒業後は同じ九州の日本文理大に進学したが、今季はシーズンを通して0得点と苦しい時間が続いた。そうした中で今月15日、大津がプレミアリーグWEST初優勝の勢いそのままに横浜FCユースを3-0で破って日本一に輝いた。 「後輩たちが日本一を獲ったということで、自分たちは大津(出身)が2人いるんですけどやっぱり自分たちも力を貰ったなと思って自分たちもやっていこうと思いました」 嬉しい知らせを受けた高畑は17日の富士大戦で先発出場すると前半7分、後方のMF川原琉翔(3年=鹿児島城西高)から送られてきたボールを右足アウトサイドで鮮やかに収めると、そのままゴール左へ流し込んで先制点をゲット。同42分にはGKの位置を見てペナルティエリアの外からループシュートを放ち、追加点を挙げた。 「自分よりデカい選手ばっかだったので、背後の抜け出しとか相手に触られないような動き出しをしたかったので、それができたのは良かった」と手応えを感じた様子。なかなか結果が出ない中でもチームメイトを信じて武器とする動き出しを繰り返し続けたといい、「最後の試合で2点取れたことが自分の自信に繋がってくるかなと思います」と来季の得点量産を期待させた。 その来季は最上級生としてチームを引っ張る立場になる。「自分から声を出して発信してみんなを引っ張っていくタイプじゃないので、前線で背中で引っ張っていけるようにしたい」。「1試合1得点を」という高い意識のもと最後のシーズンを戦っていく。