2026年秋開幕の〝新B1〟「Bプレミア」 長崎、佐賀ら22クラブ参入 福岡は基準満たせず
バスケットボールのBリーグは17日、2026年にスタートする新トップリーグカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」の参入22クラブを発表した。5000人以上収容でVIP席などを備えたアリーナの確保に加え、平均入場者数や売上高で一定基準を満たすのが条件で、昨季Bリーグ覇者の広島や強豪の千葉J、宇都宮などがクリアした。12月の追加審査で参入クラブが増える可能性がある。 ■その差55センチ…富樫勇樹vsウェンバンヤマが話題【写真】 九州・沖縄勢では琉球と佐賀、長崎のBプレミア入りが決まった。いずれも近年本拠地を新設。今季B1に在籍するなど競技面、事業面ともに成長著しい。20年の創設から急成長を続ける長崎の伊藤拓摩社長兼ゼネラルマネジャーは「さらに速いスピードで一丸となって成長し、世界を代表するクラブになれるよう勝負したい」と誓った。 B2福岡は昨季の1試合平均入場者数が1855人でBプレミア入りに原則必要な4千人以上を満たせず、売上高やアリーナの設備も含めて審査基準に届かなかった。新カテゴリーで始まる26~27年シーズンは現在のB2に相当する「Bワン」からのスタートを見据え、29~30年シーズンからのBプレミア参入を目指す。古川宏一郎社長は「来季(25~26年シーズン)B1に上がり、4000人以上をクリアしたい」と、引き続きB1昇格を目標にする意義を語った。