瀬戸大也が“不倫ドミノ“で窮地…ANA契約解除で所属先無しでは国内大会出られない!
競泳の東京五輪代表に内定している瀬戸大也(26)の“不倫ドミノ“が止まらない。週刊新潮に不倫を報じられたことを認めて、夫婦の連名で謝罪した瀬戸は9月30日、所属先だったANAとの契約を解除、東京五輪の競泳日本代表主将とJOCの「シンボルアスリート」を辞退する意向を日本水泳連盟に伝えた。 ANAとの契約は来年3月末まで残っていたが、イメージダウンにつながる行為を起こした場合などを想定した契約解除条項に抵触したと見られ、両者が契約解除に合意した。また瀬戸が夫婦で出演していた各種CMも停止され、不倫の代償が重く瀬戸の背中にのしかかっている。 この日は、デイリー新潮が「不倫問題」の第二弾を報じており、瀬戸サイドは、この記事に関しての事実確認を行っていないが、ネット上でも、さらにバッシングの声が強くなっている。瀬戸は五輪代表に内定していることで、JOCから各種の強化費、助成金を手にしているが、「国の税金を遊びに使っているとしたら許せない」などの批判意見だけでなく「五輪代表を辞退せよ」という声まで出る始末。 企業イメージを傷つけた各種スポンサーや、水泳関係者、応援してくれたファンを裏切った“罪“は重いが、刑事罰を問われる犯罪行為をしたわけではなく、昨年の世界選手権で200、400mの個人メドレーで2冠を達成し、結果で勝ち取った東京五輪代表の座を辞退する必要まであるのだろうか。 ただ、日本水泳連盟は「競技者資格」の定義のひとつに「スポーツマンシップ」を守ることを定めている。その「スポーツマンシップ」の定義の(2)として「善良な市民、健全な社会人としての品性を保ち、市民社会における水泳スポーツの地位の向上に寄与すること」とあり、今回、瀬戸自身が、直筆で「自分の軽率な行動により大切な家族を傷つけ、応援して下さっている皆様、関係者の方々、支援頂いている企業の皆さまに大変不快な思いとご迷惑をおかけしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した行為は、その「社会人としての品性」には抵触しているのかもしれない。 身から出た錆とは言え、瀬戸は、生活基盤のすべてを失いつつあり、競技に集中するには厳しい状況に追い詰められている。今後、スイマーとして精進して結果を残すことで失った信頼を取り戻していくしかないが、さらなる試練が待ち受けている。