【ラグジュアリーセダンの中古車ってあり?】アウディ、ベントレー、BMW、ジャガー、メルセデス 英国製2台&ドイツ製3台の中古車をチェック!
ウィークポイント:アウディでは、アルミのボディパーツが損傷した場合、パネル交換をするケースが多い。費用が高額なため、専門の修理工場での修理が推奨されているが、誰もが同じようにうまく修理できるわけではない。人気の交換部品は、エアサスペンション用のコンプレッサー(ハードロールオフ)と「3.0 TDI」用のインジェクターだ。「4.2 TDI」を含むディーゼルエンジンは長距離走行車であるだけでなく、チューニングの対象としても人気がある。
ベントレー コンチネンタル フライングスパー(Bentley Continental Flying Spur)
製造期間:2005~2013年 最大出力:560~610馬力 中古車価格:23,000ユーロ(約380万円)より
コンチネンタル フライングスパーは、2ドアのコンチネンタルGTよりもはるかに希少であるだけでなく(クーペは、VWの傘下となったベントレーが初めて販売したモデル)、中古車購入の観点からも、セダンの方が丁寧に乗った信頼できるオーナーが所有していた可能性が高いため、ベターな選択といえる。
技術的な装備は、VWフェートンから提供されたもので、フライングスパーはあらゆる面でこのプラットフォームの最高レベルの開発を実現している。「W12」は、2つのVR6エンジンから設計された12気筒エンジンで、標準装備だ。W12エンジン、アウディの全輪駆動、ZF製のスムーズな変速の6速オートマチックトランスミッションを持っていたのはベントレーだけである。
ウィークポイント:W12エンジンは、2.5トンの車両重量の300kg以上を占めている。したがって、「コンチネンタル フライングスパー」がそのステータスにふさわしい運転ができているか、あるいは大雑把な運転をしているかは、フロントアンダーボディの傷跡から判断できる。
典型的な欠陥:トランクリッド(エンジン、ヒンジ、制御モジュール)の欠陥。高負荷のかかるフロントアクスルの継ぎ目は摩耗しやすい。ブレーキの摩耗も平均以上である。狭いエンジンルームでの作業には、工数がかかる分解作業が多く必要となる。例えば、故障しやすい補助空気ポンプの交換などである。
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