「控訴しないのはあり得ない」名古屋市・河村市長が定例会見5月30日(全文2)
市民に聞いてみたほうがいい
そういうのは判決の、あれは違う、結論があるんです。とにかくそういう反日、あれをみんな認めたろうと。それの理由として一番、ずっとさかのぼっていくと、やっぱり公共事業だとまずいんですわ。そうでしょう、いくらなんでも。それは全国民のためにやらないかんじゃないですか。いろんなバランスを調整しながら。政治的に【重々 00:34:13】偏っとるのはやめてくれというんです。そのため、そういのを見るたびに市長が悪い、役所が悪い、議会がおるわけ。だけどそういうことで公共事業じゃないということを言われましたので。 これも市民に聞いてみたほうがいいわね。「あいちトリエンナーレ」は公共の事業。公共のを入れてもええけど、公共事業か、任意団体の仕事なのか、どっちなんですかいって。聞いたると面白いと思いますよ。聞いたるというと、また。これはほぼ100%が公共だろうと言うと思いますよ、私。いくらなんでも。とある団体の長と一遍飲んだときに、その方は「トリエンナーレ」に寄付をしとる人ですけど。それは県と市がやっとるで付き合ったんだもんさいって、そうやって言っていましたけどね。 ということでございまして、【ハン***00:35:09】に言うと恐ろしいことになるいうことですわ。実行委員会という方式を取れば、いわゆる政治的に、今回のように著しく偏った、また、判決によりますと、強い政治性を持つと、こうやって書いてありますけど、いうのを、どうぞやってちょうだいということになりますけど。という恐ろしいことで。
1審が全てじゃありません
これを付言しますと、わしがよう言ってます「名古屋まつり」。分かりやすく言うと。「名古屋まつり」がこの秋に開かれると思います。まず今の状況なら。あれ、実行委委員会なんですわ。実行委員。同じです、「トリエンナーレ」と。あそこに、ほいじゃ、今言った天皇陛下をバーナーで燃やして踏んづけるやつ、それから慰安婦像、それから、名古屋でも軍人が2万人死んでいますから、全体で、名古屋で言うと3万人亡くなっています。2万人が軍人で1万人が市民です。じゃあその人たちは、みんな「idiot JAPONICA」、idiot NAGOYAPONICAか? 分からんけど。まぬけな名古屋人という展示を「名古屋まつり」に展示したらどうします?認めなさいという判決ですよ、あれは。それは。それはとてもできませんわね。とてもできませんよ、私の良心から言うと。 という判決が下りてしまったということですので。ご承知のように1審が全てじゃありませんので。いくらなんでも、そこら辺のところは、税金の使い道の問題であると。天皇陛下には一定、敬意を払おうと思ってみえる方の気持ちを著しく侵害するんじゃないですか。税金でやる、その人たちの払っとる15円も使ういうことですよ。そこが重要だで、ちゃんと間違えんようにしといてよ。どっかの画廊でやることについては何も言いません、それは。言えませんし。それは表現の自由です。ということでございまして。制作費も出ていると思いますけどね、制作費も。だから細かく、なかなか難しいらしいんだわ。なんかいろんな展示をするから制作費を出してくれという権利は、表現の自由には普通はないですね。表現の自由いうのは、なんか反政府的言論をしたときに、そこへ公権力者が来てやめろと言うことはできないというのが表現の自由。自然権だといわれておりますけれども。 ということで、今、丁寧にやっておりますんで、本当に今日中か、それこそあしたかそこらにでも名古屋市としての態度をはっきりしますんで。ちょっと配るのは、今の今はやめてちょうと。だから今日、早いタイミングだと今日の夕方ぐらいにもう緊急記者会見がやれるかも分かりません。そういう状況でございます。 繰り返しますけど、僕からすると控訴しないということはあり得ないということでございます。日本の国がなくなっちゃう。あまり言うと感じ悪いけど、中日新聞にも社説が、表現の自由を公共にもなんて出てましたけど、あれは何を意味しとるか分からんけど、あれはめちゃくちゃなことをいろいろ書いてありますけど、ちゃんと反論して出します。朝日はちょっと金にゃあで常時取っておりませんので、あれなんですけど。一遍マスコミのほうを見まして、きちんと反論しますから。