Jリーグ通イタリア人が厳選! 2024年Jリーグベストイレブン。意外な人選も!? 欧州から見た最高だった男たち
センターバック:中谷進之介(なかたに・しんのすけ)
生年月日:1996年3月24日 所属クラブ:ガンバ大阪 2024リーグ戦成績:38試合4得点0アシスト 佐々木翔と並んで守備の中央に選択したのは、もう一人の経験豊富で成熟したプレーヤー、中谷進之介。今シーズン、すべての監督やサポーターが自分のチームに欲しいと思うようなプレーを披露した。 元名古屋グランパスの彼は、今季のJリーグ全試合に出場し、非常に高い評価を受けた。難しく繊細なポジションでプレーしながらも、1年間でわずか2枚のイエローカードしか受け取らなかったのは特筆すべき点だ。 もし辞書で「理想のディフェンダー」を調べれば、そこには間違いなく"中谷進之介"の写真が掲載されているはずだ。 さらに注目すべきは、彼がリーグ戦で4ゴールを決めたこと。これほど多くのゴールを挙げるセンターバックを持つことは、手持ちのカードに、"ジョーカー"があるようなもの。2024年の彼のシーズンは本当に素晴らしいものだったね。
右サイドバック:濃野公人(のうの・きみと)
生年月日:2002年3月26日 所属クラブ:鹿島アントラーズ 2024リーグ戦成績:31試合9得点0アシスト 2024年Jリーグのベストイレブンに、この若きサイドバックが選ばれることを予想していた人はどれだけいただろうか? その問いに僕は手を挙げよう。実際、プレシーズンの段階で濃野について非常に高く評価し、「X」で彼が今シーズンの驚きの選手になるだろうと投稿していたからね。 しかし、彼の活躍は僕の最も希望的な予想すら上回るものだった。リーグ戦31試合で9ゴールという成績は、攻撃的MFやセカンドストライカーでも十分に立派な数字だが、スピード全開でサイドを駆け上がり、絶妙なタイミングで攻撃に絡むサイドバックの選手が残したものだから、驚きしかないね。鹿島アントラーズは彼のプレーによって大きな恩恵を受けたよ。 ただ、シーズン終盤の最も大事な時期に、濃野は怪我で離脱してしまい、チームの終盤戦がやや難しくなってしまったのは残念だった。