松山英樹V大会で27年間で初の珍事 「ファンが大騒ぎしていたから…」打ったカナダ選手も予想外
ザ・セントリー
ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日(日本時間6日)、米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で最終日が行われ、松山英樹(LEXUS)が自身の持つアジア人最多勝利記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。この日、27年間で初の珍事も発生。達成した本人も「ボールを見なかった」と驚いている。 【動画】「ファンが大騒ぎしていたから…」 打った本人も予想外の結果…27年間で初の珍事の実際の映像 520ヤードの5番パー5。テイラー・ペンドリス(カナダ)はピンまで残り203ヤードの第2打を放った。グリーンに着弾したボールは2度バウンドするとピンに当たり、カップにポトリと吸い込まれた。規定パー数より3打少ない打数でホールアウトするアルバトロスを達成した。 PGAツアー公式Xが実際の映像を公開。文面では「テイラー・ペンドリスがザ・セントリーの27年の歴史で初めてとなるアルバトロスを達成した」と説明。昨季は5度しか生まれなかった珍事に同公式サイトも注目。ペンドリスのコメントを伝えた。 打つ前は「6番アイアンで強く打って、グリーン前方に落として転がそうとしただけだったんだ」と考えていたと明かしたペンドリス。「打った瞬間、とてもいい感覚だった。入るとは思わなかったけどね」と驚いたようで、「グリーン付近のファンが大騒ぎしていたから。いいボーナスになったよ」と満足げだった。
THE ANSWER編集部