最高額でも32万4680円 ジャパンCの3連単配当トップ3を調べてみると
東京競馬場で11月24日(日)に行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。今年もドウデュースやオーギュストロダンをはじめ、国内外から豪華メンバーが集った。東京競馬のラストを飾るビッグレースでかつて生まれた記録とは。配当にスポットを当て、3連単ベスト3をランキング形式で紹介する。 【写真】トーセンジョーダンこれまでの軌跡 ■1位 11年 3連単32万4680円 同年は2頭が人気を分け合ったが、1番人気のデインドリームは伸びきれず6着に沈んだ。2番人気のブエナビスタが勝利したものの、2着には札幌記念、天皇賞(秋)を連勝していながら人気薄のトーセンジョーダンが入線。3着には前年の天皇賞(春)覇者ジャガーメイルが入った。GI馬でありながら、近走成績がふるわず14番人気。高配当にひと役買う形となった。 ■2位 13年 3連単22万4580円 内外大きく離れた大接戦の末、1番人気のジェンティルドンナがハナ差で白星を手にしたが2、3着は紐荒れとなった。2着は上がり最速の末脚で追い込んだ7番人気のデニムアンドルビー。3着は11年にも穴をあけたトーセンジョーダンで、今度は11番人気での好走だった。ちなみに同馬は12年のジャパンCにも10番人気で出走し6着と再び激走を見せた。 ■3位 14年 3連単9万1790円 人気が割れ加減だった同年。3連覇を狙ったジェンティルドンナが1番人気に推されたが、5頭が10倍を切るオッズとなった。結果は4番人気のエピファネイアが4馬身差の圧勝。離れた2着には3番人気ジャスタウェイ、3着に6番人気のスピルバーグが入線した。上位馬のオッズだけ見れば、8.9倍→6.7倍→11.3倍と大波乱というほどでは無かったが、3連単は10万近く付いた。 ちなみに単勝における最高配当は08年のスクリーンヒーローで4100円。最低配当は、3連単で23年の1130円。単勝において06年ディープインパクト、23年イクイノックスの1.3倍となる。 近10年においてシュヴァルグランが勝利した17年以外、単勝は3桁配当が続いており、3連単が1万円未満になることも多い。“堅いレース”と言えそうだが、今年は波乱となるのか。それとも、ドウデュースやチェルヴィニアの好走で平穏な結末となるのか。結果とともに配当面からも注目となる。