初来日のA・オブライエン調教師が美浦トレセンを電撃訪問 日本の施設を絶賛「ただただ驚きです」
20日、オーギュストロダン(牡4・Aオブライエン厩舎)を管理するA・オブライエン調教師(55)が美浦トレセンに姿を現した。この日は早朝に東京競馬場でGⅠジャパンC(24日=東京芝2400メートル)に参戦する同馬の最終追い切りを見届けたばかりだったが、数時間後には施設見学のため、美浦トレセンに来場した。 初めての美浦トレセンにA・オブライエン師は「スケールが大きく、施設が充実している点にただただ驚きです」と舌を巻いた。また、同師は来日そのものが初めて。日本の印象についても「おもてなしの心があり、着いた瞬間から居心地がいいと感じました」と満足げな様子だった。 同師を案内した尾関調教師は「昨日もしかしたら来るかも、と連絡がありました。ウォーキングマシン、洗い場、馬房の中など紹介して、ミストや換気扇とか設備について説明しました。『中にミストが入っていていいね』みたいな感じで言っていた。(記念写真も)せっかく来てくださったので、撮ってもらいました。まさか美浦トレセンに来るなんて思わなかった。ライアン(ムーア)もいるからびっくり。(ジャパンCではドゥレッツァでエイダンと再戦)恐れ多いですが、地元なので負けないようにと思います」とGⅠ・400勝以上を挙げている世界的な名伯楽の意欲的な姿勢に感服していた。
東スポ競馬編集部