近鉄・毎時0分発の名阪特急をすべて「ひのとり」に
近畿日本鉄道(近鉄)はこのほど、来月13日から大阪難波駅、近鉄名古屋駅の毎時0分発ほか、土・休日の停車駅の少ない名阪特急をすべて「ひのとり」で運転すると発表した。 【映像】近鉄・新型特急「ひのとり」車両を公開(2019年11月19日)
近鉄によると、現在のひのとりの運行本数は平日14往復、土・休日15往復だが、来月13日以降は平日が1往復増え15往復、土・休日が4往復増え、19往復という形になる。 ひのとりは昨年3月14日から運行を開始。昨年11月からは国内初となる全席バックシェルを採用し、プレミアム車両は全席3列シートで座席間隔を国内最大級にするなど、くつろぎの快適さを売りにしている。 その効果もあってか、いわゆる「コロナ禍」においても好調で、2020年度上半期のプレミアム車両乗車率が約7割となっているという。
また、近鉄は主要駅に停車する大阪難波駅、近鉄名古屋駅の毎時30分発などの名阪特急を、すべて「アーバンライナー」で運転することも発表した。 近鉄は「大阪~名古屋間でさらに快適になる近鉄特急をぜひご利用いただければ」としている。