近鉄・新型特急「ひのとり」車両を輸送 大雨の中ファンに見守られ車庫へ
近鉄・新型特急「ひのとり」車両を輸送 大雨の中ファンに見守られ車庫へ
近畿日本鉄道(近鉄)は25日未明、大阪難波~近鉄名古屋両駅間を運行する新型特急「ひのとり」の先頭車両などを車両工場から同社の車庫へ輸送。真っ赤なボディが大阪府内の道路を走り、多くの報道陣や鉄道のファンらがカメラ撮影を行った。ひのとりの運行は、2020年3月14日からの予定。 【写真特集】輸送中の近鉄新型特急「ひのとり」
この日運ばれた車両は先頭車両と2両目の車両
この日運ばれた車両は、先頭車両と2両目の車両。午前2時ごろに大阪府東大阪市の近畿車輛の工場を出発。中央大通りや外環状線などを通って、同日午前3時すぎには目的地の大阪府八尾市にある近鉄の高安車庫へ運ばれた。
輸送中には激しい雨
輸送中には激しい雨が降っていたが、その雨にも負けず多くのファンが駆けつけ写真撮影などを楽しんでいた。途中、点検のため外環状線で輸送中の車両が停車した際は、多くのファンがカメラを向け、大雨に打たれながら夢中で撮影する姿がみられた。
車両を撮影していた男性のひとりは「まさかこんな大雨の中で車両を見ることになるとは思いませんでした。実際の車両を見たら、かなり乗りたくなってきますね」と笑顔で話し、輸送される車両を見守っていた。