小池都知事が定例会見4月16日(全文1)もう疲れたよと言わないで
可能な限り東京に来ないで
この危機感ですけれども、もう疲れたよと言わないでください。ここはまた第4波といわれているこの波というのは非常にきついと。で、徹底した人流を抑制しましょうということで、きのうも申し上げました。都と県境、都との県境を越える移動は控えてほしい。で、出勤者数は3割に抑制してほしいと、このことをお願いし、かつ、毎日300万人の方が通勤・通学でこの都内との首都圏での往来があるわけでございまして、特に都外にお住まいの皆さま方には、エッセンシャルワーカーなど、どうしても出勤が必要な方以外は可能な限り東京に来ないでくださいということをあらためて申し上げたいと思います。 また、飲食店などの皆さん、営業時間短縮で、この要請をさせていただいておりますし、また、徹底した感染防止ということで、今、「サポート」プロジェクトを今週からスタートしまして、2人1組でぐるぐると飲食店を回ってチェックをさせていただいているところでございます。非常に協力的で、皆さん、しっかり対応していただいているという報告も来ているわけですけれども、今日の時点で、コロナ対策リーダー、これはお店にお1人リーダーを決めていただいて、お客さまの中でなかなかマスクのこととか大声でしゃべるとか、そういったことをコロナリーダーは堂々とそういった方々にご協力をお願いするという役割の方ですが、この対策リーダーの登録数が約8万5000件になりました。
「徹底点検 TOKYOサポート」チームが訪問
で、「徹底点検 TOKYOサポート」チームということで、飲食店をずっと訪問するわけでありますけれども、4月に開局いたしましたデジタルサービス局がそのチームのためにタブレットで点検結果を登録するようにしております。地図などとも連携・連動して、そしてそれらの1つ1つのお店がどういう形でこの感染防止対策を進めているかということをここに登録をすると、こちらの都庁においての、そのチームをまとめているところは即座にリアルタイムでそれが分かるということで、まとめもできますし、コロナ対策リーダーとこれからもインタラクティブに、いろいろと変更があったり、ここは協力してほしいと、ここは特に重点を置いてほしいといったような、このやりとりもこれからもより密にできるということであります。ちょっとその様子、動画でご覧いただきたいと思います。 これで終わりかな。はい。ということで、コロナ対策サポートチームはそれぞれこのタブレットを持ちながら、お店の登録の、感染防止対策の、どのようにしているか、そしてコロナリーダーとも直接会ったりということで進めているということであります。 このアプリを特別にデジタルサービス局と連携して作っているわけですけれども、訪問件数であるとか、今日1日どれぐらい回ったか、点検結果がどうだったかということで、自動集計ができるっていうことで、これまでの紙ベースと比べますと大幅に業務の効率化ということで、これもデジタル化の1つであります。 それから訪問店舗の地図表示など、実際の職員の声をもとにして、どんどん改善をしておりますので、いろんな機能がこれによって、またいろんな情報がリアルタイムで分かっていくということです。写真撮影して、店舗の取り組み事例なども収集しますので、ほかのお店のリーダーの方に、こういう形ができますよ、などが、アドバイスもできる。こうやってDXの活用で店舗へのきめ細かい支援を行うことができますし、また、業務の効率化で創出されたこの時間を店舗訪問などに振り向けると、振り分けるということになってくるかと思います。そして、この迅速なサポートにこれからも努めてまいります。 そしてサポートチームですが、100名程度募集をしております。火曜日からすでに募集を行っているところなんですが、総務局のホームページのほうに、このチームでずっと回っていただくという、その役割でございますけれども、ホームページでご確認ください。