愛称は「ときわスクエア」 常盤通りにぎわい交流拠点、世代が交差する施設へ願い【宇部】
宇部市は、常盤通りのウオーカブルなまちづくりのにぎわい創出拠点として、宇部井筒屋跡地で建設を進めている常盤通りにぎわい交流拠点の愛称を「ときわスクエア」と決めた。7日に行われた定例会見で、篠﨑圭二市長が明らかにした。 愛称は、昨年6月28日~8月30日に、市にゆかりのある人を対象に公募。495点の応募があり、市と同拠点を運営する事業者グループで「Toki-Waku(ときわく)」「ときわスクエア」「TOKI-Machi(ときまち)」「ときわパレット」「ときのわ」の5点を最終候補に選定。11月3日~12月1日に市民による決選投票を実施した。 投票総数は3559票。「ときわスクエア」は2位の「ときのわ」を30票上回る830票を獲得した。 考案者は宇部市在住の田村宗久さん。スクエアは交差点という意味があり、さまざまな人が行き交い、時代、世代がつながる交流拠点となるように願いを込めたという。 篠﨑市長は「最終候補の5点に『ときわ』『とき』という文字が入っていて、市民の皆さんが常盤通りを大事にしているのだと改めて感じた。多世代に利用され、親しまれる施設にしていきたい」と述べた。 同施設は「誰もが行きたくなる魅力あふれる施設」をコンセプトにした公共民間複合施設。鉄骨造りの3階建てで、延べ床面積は約4700平方㍍。公共部分はくつろぎ交流拠点と子育て支援拠点を併せ持つ。民間部分にはテナントを誘致する。開館1年前を目安に、今回決定した愛称とセットとなるネーミングライツを募集する予定。