愛称に5候補、投票開始 井筒屋跡地のにぎわい交流拠点施設【宇部】
応募495点から「ときわく」など
宇部市は、宇部井筒屋跡地に建設を進めている「常盤通りにぎわい交流拠点施設」の愛称投票を始めた。候補は「Toki-Waku(ときわく)」「ときわスクエア」「TOKI-Machi(ときまち)」「ときわパレット」「ときのわ」の五つ。ホームページまたは直接投票で受け付けており、期間はホームページが12月1日、直接投票が11月29日午後5時15分まで。 市が6月末~8月に広く愛称を募集したところ、495点の応募があり、市と同拠点を運営する事業者グループで5候補を選定した。 「ときわく」は「ときわ」と「わくわく」を掛け、わくわくする体験や時が過ごせる場所にという願いが込められている。 「ときわスクエア」は、交差点(スクエア)のように人が行き交い、時代、世代がつながるような交流拠点になるようにと考えられた。 「ときまち」は、常盤通りのときめくまち、わくわくする待ち合わせ場所などのイメージを併せ持つ言葉として命名した。 「ときわパレット」は、多様な機能を備え、まちなかを明るく彩る魅力あふれる交流施設として、市民に愛されることなどを願って名付けた。 「ときのわ」は「ときわ」に掛け、乳児から高齢者まで各世代を生きる人が輪になって交流できるようにという思いなどを込めた。 投票は1人1回。直接投票は市役所1階ロビーで受け付けている。ホームページ投票は、投票呼び掛けチラシの2次元コードから受け付ける。 同施設は「誰もが行きたくなる魅力あふれる施設」をコンセプトにした公共民間複合施設。鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は約4700平方㍍。公共部分はくつろぎ交流施設と子育て支援施設の機能を有し、民間部分にはテナントを誘致。完成は2026年度を予定している。