来夏の完成「待ち遠しい」 新庁舎2期棟の建設現会場見学【宇部】
宇部市役所の旧庁舎跡地で建設工事が進められている新庁舎2期棟で16、17の両日、現場見学会が開かれた。2日間の4回に計80人が参加して、交流スペースや会議室、多目的ルームの広さなどを見て回りながら工事の進展状況を確認し、来夏予定の完成に胸を躍らせた。 2期棟は鉄骨造り3階建ての耐震構造で、延べ床面積は約3200平方㍍。5月に本格的に基礎工事に着手。主架構である鉄骨の建方工事を無事に終えて棟上げとなったため、見学会を開催した。 1階は市民交流スペースや市民活動支援スペース、防音機能付き多目的ルーム、コンビニ、2階は会議室5室や執務室、3階は一般の人も使える食堂や屋上スペースがある。各階が1期棟とつながる。 見学会では市新庁舎建設課の紅野覚課長が大まかに説明し、先導して建物を一部屋ずつ紹介した。 参加者はヘルメットと軍手を身に着け、図面を見ながら説明を真剣に聞いた。西宇部北3丁目から訪れた三隅健雄さん(52)は「機械や工事に興味があり、普段入れないような場所を見るのが好きなので参加した。耐震性やガラス張りの耐久度を確認できて心配事が解消された。完成が待ち遠しい」と期待していた。