名古屋市・河村市長が定例会見9月27日(全文3完)田中氏は本当のことしゃべらないかんよ
署名は9月末で6073筆だったという検察側主張の受け止めを
記者2:すいません、フリーの【関口 00:55:49】です。 河村:はいはい、どうも。 記者2:先週のリコールの田中事務局長の裁判についてお聞きしたいんですけれども。田中被告自身はほとんど何もしゃべってないんですけれども、検察の冒頭陳述などで、例えば9月30日の時点で。 河村:9月30日、はい。 記者2:署名が6073筆しか集まってなかったというような、検察側の主張として出てるんですけれども、その受け止め、市長の感覚としては、その6000余りしかなかったという数字について、どう受け止めるでしょうか。 河村:いや、僕の感覚では、それはあり得ないと思いますね。もっとあったということで。そんな偽造署名に入る前ですけど、当然。今回分かっていただいたの、とにかく田中氏は本当のことしゃべらないかんよ。真面目に署名やった人もおるし、それから日本国のこの民主主義の基本である、こういうリコールの運動というのに対してやっぱり多大な危害を加えたわけだから、しゃべらないかんということですけど。 冒頭のところで、まだ当然ですけど署名運動に入ってないときですね。だから8月25日だったかな、あれ、署名運動が開始されたの、確か。僕はコロナだからやめときましょういうて、高須さんもそのことを認めてもいますけど、高須さんにも何遍も頼みましたから。だけど運動が始まって受任者の募集を開始したんですよ。まだ署名届けてない。まず受任者っていって集めるわけですよ。私が署名をみんなに働き掛けて集めますよという人がネットで確か2万人。間違いないから言っとるんだけど。私、パソコンでグラフ見たことは間違いないですから。
1万以上はあったいうことは絶対間違いない
確か、これちょっと違うとき、また、これ、私のほうできちっと報告しますんで、一応、冒頭陳述も終わってからと。変なふうになるといかんいうことで、今、整理しておりますけど。確か2万7000台、いや、2万台いう説もあるんですけど、見てますので。 ほんで、これ、愛知県でどのぐらいおるんだといったら、半分はおるという話だったと思うんですよ、それこそ。そこら辺のところの様子もあって、1万から2万の間は、冒頭のところですよ、8月の本当の初めの。まだネットで開始した時点で、受任者でそんだけありましたので、これが。だから受任者お1人が署名者になったとしても、だから1万以上はあったいうことは絶対間違いないし、もっとありましたね、これは。もっとありました。 記者2:事実関係についてはこれから法廷で争われることになると思うんですけども。 河村:だから一部について、あ、すいません。なんかあれの、何名かの名前を偽造したでも、何千人だったかね、冒頭陳述だと、検察側にすると、絞ってやっとるでしょう、あれ。何十万じゃないですよ。そうなると全部しらみつぶしにやらないかんという意味だと思いますけど。だから一部について確実なところを冒頭陳述では言ったということだと思います、私は。 記者2:起訴事実として71人という数字、71人分の偽造が罪状としてありましたけれども。 河村:そうそう。だで、もっと、当然のことながら何十万ってありますので。 記者2:どちらにしても非常に署名集めが苦しかったことが動機の1つで田中事務局長が、いろいろ、東京から名簿を買ったりというようなことも出ましたけども。こういった、市長としては田中氏に事務局長を任せたという責任というのがある程度あるんじゃないかなと思うんですけども、その辺は、今のこの先週の初公判を踏まえて、どのようにお考えですか。 河村:僕だけが任せたというのは、それはちょっとなかなか断言はしにくいと思いますよ。高須さん、どう言われるか分かりませんけど。うそつきだいうて絶交することになってますんで分かりませんけど。僕からすると何遍も、その辺のところは私もネットでも出しとるし、『文藝春秋』に対する僕の反論にきちっと書いてあると思います。だから僕と高須さんとかいろんな話の中でそういうふうになっていったと。田中さんがなっていったということは、これは事実ですけど。それで、なんだ言うとった?