名古屋市・河村市長が定例会見9月27日(全文3完)田中氏は本当のことしゃべらないかんよ
新党との連携状況は
記者1:市長、減税日本の擁立状況に戻るんですけれども、先日聞きました上田清司さんとの新党構想で、報道を見る限りだと埼玉のほうでは何人か候補者擁立、模索されてるそうなんです。市長もその新党との連携状況を聞かせてください。 河村:ちょっと言うの忘れたけど、リチャード・クーさんの『「追われる国」の経済学』の270ページぐらいだったと、河村たかしさんの名前も出てきますから、ぜひ読んだってください。上田清司さんは本当に、同い年ですし、彼は新生党ですか、のほうの出身と。僕は日本新党ということで、それ以来ずっと仲良うしておりまして、民主党国会Gメンっていうんですか、政権の腐敗に対して厳しく調査して、国会で実際に追及していくというのをやってきた親友でございます。ですから、ぜひ一緒にそういう。 保守いう名前が本当に日本では感じ悪いでいかんですよ。保守反動というか、なんかそういうふうになっちゃって。保守というのは、実は自由主義のことなんで。ああいう管理的な経済、いわゆる計画経済みたいなのを嫌うと。もっと保守的な、人間の自由な営みに任せるという意味なんで、自由主義なんですね、本当は。だからそういうふうに基づいた、端的に言うと草の根保守みたいな政党をつくっていこうやということ、これは昔から言っとったことで、これを。それを模索しとることは事実です、これは。 減税日本も同じ思想で、そういうのは日本中広くなって、選択肢がね。自民党、それから立憲民主さんですか。そういう中では、やっぱり皆さんもあれでしょう、政党支持なしがものすごい増えてますけど、それになると思いますよ、今の状況だったら。どうにもならんよ、これは。同じようなことばっかりやっとってということになるんでね。そこで今の草の根保守と。この名前がええかどうか知りませんけど。庶民保守ですか。保守はいかんで、なんとかないか。
もっと具体的に教えてほしい
記者1:もっと具体的に言ってください。ぜひ一緒に、どうされるってお話をされてるんですか、今。 河村:いや、新党をつくりたいないう構想は、前からです、それは。こういうところがないといかんわなと。 記者1:前から言っていて、衆院選のほう間近ですけど、今、具体的にどうなってるんですか。 河村:だから候補者擁立作業も今、一緒にやっとると。先ほど言いましたように。ということですわ。 記者1:一緒にやってるとは、具体的に、なんですか、上田さんが新党【****00:53:40】されたら新党の公認で出るんですか。 河村:だけどそこのほうが、そもそもスムーズにいくかどうかいう問題があってですね。一般的な場合は5人つくらないかんですから、現職国会議員を。これを。このハードルは当然のことながら、ものすごい高いわけですよ。統一選に20人の推薦人、現職国会議員を集めるのとどっちが難しいかよう分からんですけど、それほど困難ですから、それを苦しみながらというか、やっとると。 記者1:市長、この4月の市長選前に、私の認識では、今回4期目を最後まで全うするとおっしゃってましたね。という認識なんです。市長、どうでしょう。上田さんとどんなお話をされてるか分かりませんけども、市長自身が衆院選に出るということも模索されてるんですか。 河村:それは毎回お話ししとりますけど、まだ、要するに分かりませんので、これはですね。やっぱり新党ができないからね、普通の場合は。これは。新党で出る場合は。分かりませんので、毎日、市長として頑張らさせていただいておりますと。それしか答えようがないでしょう、何遍も言われたって。 記者1:市長として頑張ってるのは当たり前なんですよね。その先の話でして。出るか出ないかは、なぜ明言できないんですか。 河村:条件がいろいろあるからですよ、そりゃ。そういうことでしょう。しょうがないんですよ、政治は。これは。 記者1:市長は衆院選立候補を模索されてるんですか。 河村:いや、そんなことはありませんけど、精いっぱい市長で頑張っておりますと。それ以上は申し上げられません、どんだけ聞かれても。 記者1:以上です。