小池都知事が定例会見6月4日(全文2完)大規模接種会場、都内5カ所に設置へ
C36という新たな変異株のリスク評価を聞いているか
日本テレビ:それと今日、モニタリング会議で賀来先生のほうから、都内で新たにC36という変異株、これまで国内で確認されてなかったものが見つかったという発言ございましたが、これについて知事、賀来先生などからいわゆるリスク評価とかっていうのはどういうふうに伺っていますか。 小池:まだその点については分析も道半ばではないかと思いますし、これはそれこそ専門の先生にお聞きいただきたいんですが、ウイルスというのは変異を続けていくんだろうという認識の中で、それらについてのさまざまな調査っていいましょうか、分析などが行われるものだというふうに思います。ですからアルファ、ベータ、どこまであるのかあれですけれども、これからもウイルスというのはそういう形で、自分の生き残りのためにいろいろと変異をするんだと。逆にそういうウイルスに住み心地のいい、もしくは拡大をするような環境をつくらないということから、水際対策を含め、また、いろいろな、さっきの3徹、3密、いろいろありますけれども、感染防止策というのを取っていくことが必要だというふうに思います。
他のパブリックビューイング会場はどうする?
時事通信:時事通信の斉藤です。引き続き、オリンピックについてお話を伺えればと思います。政府分科会の尾身会長は、オリンピックをやるならば最小化をしてほしいというふうにも求めています。知事はパブリックビューイング会場について、オリンピック期間中の代々木公園の会場については、接種会場に転用するという表明をされていますが、尾身会長のこうした発言を踏まえて、ほかの会場についてはどうしていくのか、あらためて教えていただければと思います。 それから、聖火リレーについても密集対策として公道、道路での、道路上での走行を中止して、公園や閉じた場所での開催をしている、ほかの県も今、増えております。東京都、7月9日から聖火リレーが始まると思いますが、それについてのお考えもお願いします。 小池:今、ご質問にありましたように代々木公園でございますけれども、こちら、ワクチン接種会場にするということで、このような準備を進めております。今日、視察にまいる築地のデポ、車両基地が6月の末までで閉じることになりますので、それを受けて、そのあと代々木公園のほうで接種を受けていただくということであります。 2回目の会場ということになりますので、受ける方々は警視庁や消防庁等の関係の方々、医療関係の方々等々になろうかと思います。ライブサイトというのは東京のほかにも全国にもある、予定しているわけでありますけれども、これらについては組織委員会が実施に当たってのガイドラインを作成しているわけでありまして、今後のコロナの状況や大会の観客がどうなるのか、国内の他のイベントの状況はどうなるのか、こういったことも踏まえて、組織委員会のガイドラインを踏まえての準備、調整ということになります。 時事通信:聖火リレーについてはいかがでしょうか。 小池:同じことになります。