【三ツ星シェフの新レストラン】注目の「フォーシーズンズホテル大阪」に新たにオープンした「鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ」
ジムは24時間使用可能。お風呂はゆったり、サウナもある。そしてもうひとつ、貸切にできるプライベート浴室が。
デラックスルームは、窓辺のソファが少し硬めなので、背筋を伸ばしてワーケーションもできるのは助かる。 窓際のテーブルにはウェルカムフルーツとマドレーヌが。1階のブーランジェリーのパンや焼き菓子は抜群に美味しいので、このおもてなしは魅力的。
和モダンな畳の部屋がある、高層階の特別コンセプトフロアGENSUI(玄水)はエレベーターホールからすでにほの暗く、陰翳礼讃の世界。海外のゲストに人気なのも納得。 ここには宿泊者専用日本茶サロン「SABO」もあり、日本茶を淹れていただける。 ここでチェックイン・アウトも可能。朝はお弁当、夕方からは、ワインやウイスキーなどの提供もある。 先のチトセトゥルーのコスメが飾ってあり、ここの和テイストにぴったりで、惹かれて買うゲストもいるそう。
そして2024年10月末、37階にオープンして話題になっているのが、「鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ」。 フランス国内に3つ星レストランを2軒手がけ、合計15のミシュランの星を持ち、料理界に名を馳せる巨匠ヤニック・アレノさん。彼がパリで2つ星を獲っている「L’Abysse」を、モナコのモンテカルロに続く世界で3店舗目として、ここフォーシーズンズホテル大阪にオープンさせたのだ。 舞台美術家として著名なローランス・ボネル=アレノによる現代アートを象徴する内装は、夜だと夜景の中に浮かび上がる静寂の空間に浮遊するような気配を作り出している。 アレノシェフと、30年を超えるキャリアの中で腕を磨いてきた料理長の安田 至さんの伝統的な鮨と和食の職人の技とで繰り出すのは、フレンチと江戸前寿司の融合のコンテンポラリーな料理。 このコースは、前菜にも握りにもはっとさせられる新しい味わいがあり、それがワインにも日本酒にも合う。 鮨好きで日本でよく鮨を食べているというアレノシェフ、他にも日本料理を研究し尽くしているからこその鮨の再構築は、彼にしかできない料理だろう。