菅首相が会見 東京に4度目の宣言(全文3完)アストラゼネカ製は審議結果を見て考えたい
東京の65歳以下の接種希望者に接種する考えは
ラジオ日本:ラジオ日本の伊藤です。総理にお尋ねします。先ほどいただいた資料を見ても分かりますように、ワクチンの加速化が、東京でも高齢者の感染者が少ないということはワクチンの効果だと思います。そこでお尋ねしたいんですけれども、例えば今、今回は東京への緊急事態ですので、特に65歳以下の50代、40代、30代の方々に対して、今この各自治体に分散されている、あるいは確保されているワクチンを、例えば河野ワクチン担当大臣にコントロールしていただいて、例えばワクチンはあるけど接種希望者が少ない自治体もあるわけですね。そういうものを例えば、東京のそういう65歳以下の接種を希望する方に接種するようなお考えはございますか。お願いします。 菅:まず、ワクチン接種の基本ですけども、やはり基本的には全国一律で最も重症化するといわれる65歳以上により中心にやるべき。これは会長の尾身先生から、そうした専門家からのご指摘の中で、65歳以上の方の2回を優先をするようにという、これは全国の各都道府県にお願いをさせていただいています。そして、おかげさまで1回目の65歳以上の方で接種した方は71%まで今、なってます。2回打った方は40%です。 そういう状況を見るにつれて、全国で1741市町村あるんですけども、そういう中で高齢者の皆さんは7月いっぱいで打っていただける。そういう予定で今、順調に進んでます。まず高齢者が最優先。その中で地方のものを都会にと、これ、都会の自治体の首長も言ってらっしゃる方いて、新聞等で報道されてますけども、まずはここは全国一律に65歳以上の方はお願いをして、あと、やはりどうしても東京とか大都市圏から感染リスクが地方は多いですから、そういう中で職域接種、または大学での接種、そうしたことを私ども考えて、今、接種させていただいているということであります。 今、東京の中でも、もうすでに64歳以下の人に接種券を発送してるところもありますんで、そういうところについては、自衛隊の接種会場でも受け付けもしてますんで、そういうところで来ていただいて、進めていただければというふうに、接種していただければというふうに思っています。 司会:それではテレビ東京、篠原さん、どうぞ。