立憲代表選4候補が討論会ー神奈川(全文4完)当たり前の感覚で当たり前が通る政治をやりたい
しっかり発信していくことが今こそ重要
よく大学の先生なんかから話を聞くと、自民党のほうは何かものを進めようとしている政党、立憲民主党のほうはともすれば、いつも自民党のやろうとしていることに対抗している政党と、こういうイメージがあるそうです。私はもったいないと。立憲民主党に、いい政策、いい理念があるからこそ、その部分をしっかり発信していくことが今こそ重要じゃないかと思っています。 だから先ほど街頭演説でも、予算委員会などにおいて不正を徹底的に追及する質問もあってよい、でもそればっかりだとおそらくわれわれの考え方が伝わらない、われわれの政策が伝わらない。これは本当にもったいない。今こそ、立憲民主党が何を考え、世の中をどのように持っていきたい、若者のためにどんな政策を訴えている、こういうことが全面的に発信されるような政党にしていきたいと思うんです。ありがとうございます。 そして私は、やはりこれから立憲民主党が支持層を広げていく、そういう中で、やはりそのリーダーになりたい。私は対話に加えて、どこでも行動する、現場で一緒に汗をかく、そういうリーダーでありたいと思います。そして多くの優秀な仲間たちを生かすリーダーになりたいと思います。自分が目立つという以上に、多くの議員たち、地域の党員、そして自治体議員の皆さんが、もっともっと活力を持って活動できる、そういう立憲民主党をつくります。どうか泉健太に託してください。 司会:ありがとうございます。それでは最後に西村候補、お願いいたします。
これまで掲げてきた政策の軸はぶらさない
西村:はい。自民党政権は日本の国民の暮らしを本当に閉塞感あるものに押しやってしまいました。日々の暮らし、そして日々の命、こういったもので困難に直面しているにもかかわらず、それを自己責任だと切って捨てて、なんでもかんでも自分たちの力でやってくれと、こういう政治を、もう過去何十年もやってきてしまったんです。だから今、実は目に見えにくいかもしれないけれども、この国にはたくさんの差別や理不尽が存在をしています。そのことを1つ1つ私は解決をしていきたい、解消していきたい、そのことがこれから生まれる子供たちのためにもなる政治、こういうことだと確信をしています。 ですから私は、これまで立憲民主党が掲げてきた政策の軸はぶらしません。誰になんと見えようとも、見え方を気にしてたら本当に必要な政策はできなくなる、そういう意味で私はこれからも、もちろん政策のブラッシュアップはやっていきたいと思っておりますけれども、軸はぶらさずに、とにかく国民の命と暮らしを守る、不条理な、理不尽なことにはやはり、これはやってはいけないということをしっかりと言い続けることが、私は命と暮らしを守ることに必ずつながっていくと思っております。そのためにしっかりと、この野党第一党のリーダーとして頑張っていきます。どうか皆さまのご支援を賜りますように心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。 司会:候補者の皆さま、ありがとうございました。それではお互いの健闘をたたえ、正々堂々と戦うことを誓い合う、その意味を込めまして、候補者の皆さま方には席をお立ちいただきまして、テーブルの前の中央に寄っていただきまして、会場の皆さま方にアピールお願いを申し上げます。会場の皆さま、いま一度、拍手をお願い申し上げます。それではここで写真撮影を行わせていただきます。 皆さまのご協力のおかげで活発な討論を行うことができました。代表選管として心より御礼を申し上げます。それでは以上で候補者討論会を閉会とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。 (完)【書き起こし】立憲代表選4候補が討論会ー神奈川