過去2大会のW杯最終予選で日本がいずれもホーム初戦を落とした理由は…【経験者・長友佑都の証言】
「後輩たちには伝えないといけない」
日本代表はご存知の通り、過去2大会のワールドカップ・アジア最終予選で初戦をホームで落としている。2016年9月1日にUAEに1-2、2021年9月2日にはオマーンに0-1といずれも1点差で敗れているのだ。 【画像】初日は6人がピッチに登場!初日のトレーニングを行った日本代表の大迫敬介・谷晃生・長友佑都・中山雄太・望月ヘンリー海輝・細谷真大! 2024年9月2日に行なわれた日本代表の全体練習後、「2回痛い想いをしている」長友佑都は、その敗戦の一因が「油断にあった」と証言している。 「最終予選が難しいのは分かっているけど、どこかで油断が生じる。2次予選を簡単に勝ち抜いたとか、アジアは普通に戦えば行けるというところに隙があった」 もう一つの敗因は、欧州組の事情にある。 「ヨーロッパ組が多くて、なかには移籍で悩んでいたり、試合に出られなくてコンディションが上がってない選手がいたり、だから難しいですよね、初戦は」 ある意味貴重な経験をしている長友は言う。 「僕自身、2回痛い想いをしているので気を引き締めるというか。後輩たちには伝えないといけませんね」 9月5日の中国との初戦、短い準備期間を経て日本は白星を掴むことができるだろうか。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【関連記事】
- 「違和感しかない。選手の時よりコーチのほうが格好いい」長友佑都が“盟友”長谷部誠コーチと再会「遅かれ早かれ来るだろうと。野性の勘で匂っていました」【日本代表】
- 「僕の圧でちょっとビビっていたので」望月ヘンリー海輝を”パス回し”で長谷部誠コーチと繋いだ長友佑都。自身の初招集時は「真司と部屋にいて廊下にも出たくなかった」【日本代表】
- 「本田圭佑も絶賛」「自分の息子でもおかしくない」37歳・長友佑都が初招集の逸材に言及。年齢差を振られると「そんな言い方するの?」と鋭いツッコミ【日本代表】
- 【日本代表の最新序列】三笘、久保、伊東が並ぶ“魅惑の2列目”がついに実現へ。豪華な陣容をどう組み合わせるか
- 「みんな上手いのになんで欧州に行かないの?」吉田麻也の疑問にサウジ代表戦士は何と答えた? 内田篤人は「何も言えねぇ」