プレミアリーグ主審のリバプール&クロップ氏侮辱動画が流出か…4000万再生超の大騒動、調査中は割り当て停止に
『BBC』などの英メディアは11日、プレミアリーグを担当する国際主審のデイビッド・クート審判員とみられる人物が、リバプールやユルゲン・クロップ氏を侮辱する動画がSNS上で拡散されているとして、同審判員の調査期間中の割り当て停止が決まったことを報じた。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 現在X上では、撮影者の男性とクート審判員とみられる人物の2人が屋内で横に並んで座り、会話をする映像が拡散されている。クート審判員とみられる人物はリバプール戦の第4審判員を担当した際の感想を求められると「リバプールはクソだ」と述べ、クロップ氏に関しても侮辱的な発言をした。またクロップ氏については「ロックダウン中のバーンリー戦を担当したときに暴言を吐いてきたのは置いといて、彼は僕が嘘つきだと非難してめちゃくちゃ暴言を吐いてきた。傲慢な奴とは話したくないから彼と話さないようにしている」と続けた。 クート氏とみられる人物は表情を変えずにリバプールやクロップ氏への不満を述べる中、男性は時折大笑いしながら映像を撮影していた。また「言っておくけど、あの最後の映像は絶対どこにも出さないでね」と懇願された撮影者は「彼はプレミアリーグの審判員だ。キャリアを終わらせないようにしよう」とコメント。外部に流出しないように心がける姿勢を示していたが、再生数は日本時間12日午後4時45分の時点で4200万回を超えて世界中に大きく拡散されている。 『BBC』はこの動画の真偽は確認できていないとしているが、イングランドの審判団体「PGMOL」は本物の可能性があるとみている模様。調査が完了するまでクート氏を割り当て停止にする対応をとっている。 動画の撮影時期も不明だが、動画内での発言に該当する試合は2020年7月のリバプール対バーンリーとみられている。1-1で終わったこの試合では試合後、当時リバプールを率いていたクロップ氏がクート審判員に判定への怒りを伝える様子があった。リバプールは問題の映像を把握していることを示しつつ、「コメントは差し控える」としている。