【衆院選2024】政党政策アンケート:公明党
保険証や運転免許証をマイナンバーカードへ統合すべきですか?
◯やや賛成 保険証との統合については、マイナ保険証を基本とする仕組みへの移行に向けて、医療機関等と連携し安全かつ着実な運用を図るとともに、質の高い医療の提供など国民が利便性の向上を実感できるよう取り組みを進めます。 運転免許証との統合については、自治体と警察に分かれていた住所変更手続きがワンストップで完結できるなどの利点もあります。 一方で、こうした統合のメリットが理解されていなかったり、個人情報の扱いを巡って不安に思われる方がいたりすることも事実です。こうした国民の声にお応えするため、引き続き、利用者目線に立った相談窓口の体制強化や周知、国民への丁寧な説明・広報などに取り組んでいくべきと考えます。
消費税を10%から引き下げるべきですか?
△やや反対 当面、消費税率は変更する考えはありません。消費税は社会保障の安定財源として機能しています。国民の暮らしを支える年金や健康保険、介護等の公共サービスがきちんと提供されること自体が国民生活の安心につながっています。こうした社会保障の根幹を揺るがすような政策は取るべきではないと考えます。 消費税については、持続可能な社会保障制度改革に向けた議論と合わせて慎重に検討していきます。
大企業への課税を強化すべきですか?
◇中立 今年の春闘の賃上げ率は33年ぶりの高水準を記録しました。デフレ完全脱却を目指し、コストカット型の経済から成長型経済への移行を進めている今、持続的な賃上げをベースとした「経済の好循環」の流れを確かなものにしていくことが重要です。 こうした中、大企業に対する課税強化を検討するにあたっては、賃上げや投資マインドをさらに高めていくような方向性も大切にしながら、税制全体であるべき方向性を検討していくべきと考えます。
高校の授業料を無償化すべきですか?
◎賛成 高校の授業料については、進学率が99%であることに鑑み、所得制限を撤廃し、国公私立を問わず実質無償化すべきと考えます。 また、低所得世帯に対して支給している、教科書費や教材費などの授業料以外の教育費を支援する「高校生等奨学給付金」の拡充にも取り組みます。