江川紹子氏 現役大臣を「卑劣」と断罪 大臣としての資質を疑問視
ジャーナリストの江川紹子氏が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。27日投開票の衆院選に出馬している自民党の牧原秀樹法務大臣を「卑劣」と断罪し、大臣の資格がないと指摘した。 【写真】江川氏が「卑劣」と断罪した現役大臣 江川氏はXで、牧原氏の選挙戦で「誹謗中傷も人生最大に受けています」などとした投稿を引用。「当然受けるべき『批判』を『誹謗中傷』と言い換えて、自分があたかも不当な非難を受けている被害者であるかのように装う卑劣さ。こういう人が法務大臣でいいとは思えません」と、大臣としての資質を疑問視した。 牧原氏は東京の名門進学校・麻布中-高から東大法学部に進み、在学中に司法試験に合格。卒業後は国内や米ニューヨーク州で弁護士として活動し、2005年の衆院選に出馬し初当選。09年の衆院選では落選したが、12年の衆院選で再び当選し、今年10月1日発足の石破内閣で法務大臣に就任した。 一方で、23年にタレント・りゅうちぇるが急死した際にはXで「TwitterやSNSで誹謗中傷をして侮辱罪等の刑法犯に該当する者はアカウントを削除した者も含めて『すべて』逮捕すべきだと考えます」と発信。今年8月にもパリ五輪出場選手への誹謗中傷が続いたことに触れ「今回のオリンピックで選手に誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います。発信者は容易に特定できるのでひとり残らず処罰すべきだと思いますし、また万が一それに何らかの支障が出る場合には、そうできるように法律も変えていきたいと思います。許せません」とコメントするなど、その発言に賛否が寄せられていた。