【鎌倉・長谷エリア】能舞台の中で一服も。雰囲気が良すぎる名建築カフェ5選

10/8(火) 8:06配信

二間続きのメイン空間。縁側、床の間、欄らん間まに塗り壁など、1世紀前に建てられた日本家屋ならではのディテールが愛おしい。全体に床材が張られ靴のまま入店できる。

長い時間がそのまま形をとったかのような建物はそのままに、水回りや庭に手を入れた。先代から一部を受け継いだ家具に、日本のヴィンテージ家具を組み合わせた店内は穏やかな雰囲気。明るく光を集めるテラスと庭はペット同伴もOKだ。

「ピクニックパンケーキ」3,000円。プレーンとハーブ、チーズのパンケーキに、自家製のジャムやソースなどを合わせて。ドリンクを追加注文すれば複数人でシェアも可。

看板メニューはパンケーキ。リサさんとパティシエが、開店直前まで試行錯誤を続けた。バター製造時に抽出されるバターミルクを乾燥させたパウダーを配合した生地で、プレーン、ハーブ、チーズの3種を用意。単品かドリンクセットで注文できる。ここを訪れたら一度は体験したいのが「ピクニックパンケーキ」。注文するとギンガムチェックのクロスが敷かれ、焼きたてのパンケーキ5枚に7種のトッピングとドリンクがサーブされる。イチゴジャム、キウイジャム、パインクリームチーズ、レモンピール、フルーツバルサミコ、ハニーナッツはすべて自家製。メープルシロップと生クリームも添えられて、味の変化も楽しめる。かつての店を愛したファンにも、新たにこの場所に出会う人にも、美味と心地よい時間を提供してくれる新店だ。