【40代、50代・リンパケアできれい&健康】日本古来のおじぎで体幹を鍛えてリンパが流れる体に!
「体幹おじぎ」あなたはしっかりできる?
「よい姿勢を保つためには、体幹を鍛える必要があるのですが、とても効果的なのが『おじぎ』です。ここで実際におじぎをしてみてください。背中を丸めていませんか? 正しいおじぎは日本古来の方法で、上半身は真っすぐに保ったまま、股関節から折り曲げるようにします。これを私は『体幹おじぎ』と呼んでいます」
【1】 3つの腔を真っすぐに積み上げて立つ。
【2】 3つの腔を真っすぐに保ったまま、股関節から体を折り曲げて、4秒かけてゆっくりとおじぎをし、8秒数えながら元に戻す。両手は自然に膝にそわせる。これを数回行う。
《POINT》 ①背中と首を丸めずに真っすぐなまま ②胸腔と口腔も真っすぐなまま ③膝を曲げない ④股関節からゆっくり倒す
\これはNG/ 首が前に出て、背中が丸まり、膝が曲がってはだめ。
「簡単に見えますが、実際にやってみてください。体幹がしっかりしていないと、この姿勢を保ったままおじぎをするのは結構きついはずです。イメージは着物を着た旅館の女将のおじぎ。 これを気がついたときに、1日数回行ってみてください。体幹が鍛えられて、リンパがスムーズに流れるようになります」
【教えてくれたのは】 木村友泉さん リンパケアマスター・薬剤師。LHJ(Life &Health Joy)代表。薬剤師として勤務するかたわら、リンパケアのインストラクターに。体に負担がなく、効果的な美容・健康法であるリンパケアの普及に取り組んでいる。テレビ、ラジオ、講演などで活躍。著書に『60歳からのリンパケア入門』(宝島社)、『1日10分でどんどん若返る! 一生使える若返りリンパケア』(三空出版)など多数。 撮影/フルフォード海 取材・原文/山村浩子