「子どもより親の方が一喜一憂…」小学校受験“不合格”で、悲しみ落ち込む母親がとった行動とは?
「小学校受験は、親の受験である」 受験する子ども本人が幼すぎるため、そう言われることも多いですよね。実際、5歳や6歳では、まだ自分の意思で受験対策することは難しく、全面的に親のサポートが必要になります。それに加え、試験内容も「親の面接・親の作文・願書の作成」など、親の出番が大変多いのが、小学校受験の特徴です。 「まさかうちの子が…」小学校受験の“不合格”子どもにどう伝えるのが正解? 先輩ママのリアルな声は… そのため、合否という結果に「本人よりも親の方が心を乱されてしまう」という事実も。受験した子ども本人よりも、親の方が一喜一憂してしまうなんておかしい……けれど、それが小学校受験というものです。 私も、息子2人の小学校受験では、合否に心を乱されました。長男の合格に喜び、その2年後、次男の不合格に悲しんだ経験があります。 今回は、息子の不合格がわかった時の体験談と共に、悲しみ落ち込んだ私の心を軽くしてくれたことについて、ご紹介します。
(1)たくさん泣く
次男の不合格がわかった日の夜、私は息子たちを寝かしつけた後、リビングでひとり大泣きしました。こんなにも泣くのは久しぶりで、自分でも引くくらい涙が出ました。ですが「今日だけ」と決めて、気持ちのまま泣くことで、スッキリできたように思います。 私と同じように、子どもの不合格を経験された方々に聞いたところ、たくさん泣くことで「スッキリした」「前に進むことができた」という声が多かったです。悲しい気持ちを抱え込まず、思い切り吐き出すことも大切だなと感じました。
(2)話を聞いてもらう
私が夜ひとりで大泣きしていたとき、側にいてくれたのは夫でした。泣いている私の話を聞きながら、隣に座り「がんばったね」と静かに寄り添ってくれました。夫に話していると余計に涙があふれましたが、心の内を言葉にすることで、悲しみでいっぱいだった心が浄化していくように感じました。 私の場合、話を聞いてくれたのは夫でしたが、お友達でも、両親でも、誰でもいいと思います。自分の気持ちを素直に話せる相手に話を聞いてもらうことで、心が軽くなることもあります。ひとりで抱え込むのは苦しすぎるので、涙と一緒に気持ちを吐き出せる相手がいると、助かるなと思いました。