テーラーメイド『Qi35 ドライバー』は「デカヘッドなのに振りやすい!」(癸生川プロ)【プロが試打&分析・動画あり】
みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、今年も、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回は、2月7日に発売のテーラーメイド『Qi35 ドライバー』の10.5度を3つのヘッドスピードによる打ち比べにより、最適スピード帯を探ってみた。 【動画】ガチで試打計測したテーラーメイド『Qi35 ドライバー(10.5度)』の動画はこちら
今回発売の『Qi35』シリーズのドライバーは、スタンダードモデルの『Qi35』、大慣性モーメントで寛容性が高い『Qi35 MAX』、ロースピンモデルの『Qi35 LS』、軽量モデルの『Qi35 MAX LITE』の4つの機種が投じられる。なお、松山英樹が歴史的スコアで圧勝した「ザ・セントリー」で2位に入ったコリン・モリカワは『Qi35 LS』を使用し、話題になっている。 今回は、4つのモデルの中から、スタンダードモデルの『Qi35』 の10.5度を、ヘッドスピード45m/s、42m/s、40m/sで打ち比べてみた。
試打クラブはテーラーメイド『Qi35 』でロフト角は10.5度。装着シャフトは『ディアマナ シルバー TM55』(flex S)だ。使用球はいつものように、タイトリスト『プロV1』。 『Qi35』の35の意味は、3は『Form(形状)』『Function(機能)』『Fit(フィッティング)』という3つの柱を表している。5は『5つのモデル』ということだ。 試打の前に小島プロから『Qi35』のヘッドの特長の簡単な解説を聞いてみよう。 「テクノロジー的にはCG(重心)プロジェクションをフェースのセンターから下がるのが今回のチャレンジということです。つまり重心を下げたわけですね。あと『Qi35』には可変ウェイトがヘッドの前後についていて、出荷時の標準の配分は前に軽いウェイトが3g、後方に重いウェイト13g。標準のウェイト配分の時の慣性モーメントは9000g・cm2以上。重いウェイトを前に配した場合は8000g・cm2くらいということです」 次に、癸生川プロの見た目の印象は「(前モデルの)『Qi10』と比べたら大きくなったような見え方です。マットなグレーで色合いがシックでカッコ良くて、フェースのカーボンがブラックになって凄く綺麗。逆にヘッド全体の色はシルバーで、ブラックよりも難しさを感じさせない」という。