ウッズのウェアにプーマが異議申し立て「混乱を招く可能性」
ドイツを拠点にするスポーツメーカーのプーマが米国特許商標庁に対してタイガー・ウッズのウェアブランド「Sun Day Red」についての異議申し立てを行った。CNBCなどが9日までに報じた。 【画像】プーマのロゴがこちら。似てる?似てない? ウッズは昨年1月に27年間契約していたナイキとの関係を解消。2月にテーラーメイドの新しいブランド「Sun Day Red」との契約を発表した。 タイガーブランドとなる「Sun Day Red」は “日曜日の勝負カラー”からネーミングされた。右を向いて走る虎は15本の線で描かれているが、ウッズのメジャー15勝が由来だ。 1924年に設立されたプーマは「プーマのロゴ(左にジャンプするピューマ)と似すぎている。プーマのロゴの強さと知名度を薄める。消費者に混乱を招く可能性が高い」と申請書類の中で主張した。 これに対してテーラーメイドは「当社の商標とロゴには自信があります」と反論。裁判となれば2026年9月頃になると予想されるが、その前に和解する可能性もあるという。 「Sun Day Red」は昨年9月にもスポーツ用品会社「タイガーエア」からロゴについての訴訟を起こされており、現在も係争中だ。