通天閣の天気ネオン珍しいピンク色に点灯 大阪は14日曇りのち雪の予報で
13日の近畿地方は、各地で強い風が吹き、前日に比べて気温も下がってきた。気象庁によると、大阪市内では同日午後7時現在で気温が3.5度と冷え込み、近畿各地で風雪注意報などが出されている。大阪の観光スポットとして知られる通天閣(大阪市浪速区)では、明日14日の大阪府の天気予報が曇りのち雪となったため、屋上の「光の天気予報ネオン」の下段がピンクに輝くレアな光景がみられた。 【拡大写真】通天閣「光の天気予報」の専用端末(2014年撮影)
通天閣を運営する通天閣観光によると「光の天気予報ネオン」は1979年から始まり、日本気象協会関西支社の職員が同支社と通天閣をつなぐ専用回線をつかって端末を操作して点灯させているという。 天気予報を表す色は、晴れが「白」、曇りが「オレンジ」、雨が「青」などの各色に点灯。晴れ時々曇りの天気ならネオン上段が白、下段がオレンジに点灯する仕組みになっている。しかし、大阪府内では天気予報で「雪」の予報が少ないため、通天閣観光の高井隆光社長も「年に1回あるかないかですね」と話している。
気象庁は、14日も大阪府は強い冬型の気圧配置の影響でおおむね曇り、明け方から朝にかけて雪が降るとし、昼前にかけて雷を伴う所がある見込みと予報している。予想最低気温は2度、予想最高気温は6度となっている。