もう1回食べたいのは〈神戸北野ホテル〉の『世界一の朝食』。旅好きが忘れられない朝食7選
7. 新潟〈トラヴィーニュ〉の朝食/ポルトガル料理研究家・馬田草織
馬田草織(ポルトガル料理研究家) ばだ・さおり/出版社の雑誌編集を経て独立。ポルトガルの食や文化に魅了され、家庭料理やワイナリーなど幅広く取材している。新刊は『ホルモン大航海時代』(TAC出版)。
宿泊客しか味わえない、新潟食材のポテンシャルを感じる料理。 ポルトガルの文化に魅せられ、ポルトガル料理のレシピ本を上梓している馬田草織さん。 「取材や旅行で様々な場所を訪れていますが、もう一度味わいたいのは、新潟にあるワイナリー〈カーブドッチ〉内にあるホテル〈トラヴィーニュ〉の朝食(写真)。新鮮な地元食材を使ったサラダやオムレツ、ワイナリー内で作るオリジナルソーセージに薪窯で焼いた天然酵母パンなど、ここに宿泊した人しか味わえないメニューが素晴らしかったです。旅では朝食が評判の宿を選ぶことが多いかな。普段、家では、この季節ならおにぎりと自家製のぬか漬け、またはシリアルを食べます。シリアルは色々と買って、食べ比べを楽しんでいます」
text_Ritsuko Oshima(Giraffe), Marie Takada, Michiyo Nagamine edit_Marie Takada