大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み取材(全文2)12月下旬までには下降曲線に
分かりづらいメッセージ発信になってないか
毎日新聞:毎日新聞の【ヨシカワ 02:03:37】です。お昼の会見でもちょっと1回確認したんですけれども、30日以降の要請内容についての質問です。30日以降は年末のコロナ会議をもう一度次回開いて、そこで感染拡大状況を見て、今の要請を解除するかどうかを判断するということでした。ただ、知事がすでに年末年始についてはステイホームでお願いしたいというふうに府民に呼び掛けている中で、仮に次回のコロナ会議で30日以降の対応について、不要不急の外出を自粛してくださいというような要請を解除になった場合、府民からすると、やっぱり解除されたといっても、もともと知事が年末年始については外出自粛、ステイホームでというふうにおっしゃってるわけですから、やっぱり外出はできないんじゃないかというふうに思われると思いますし、非常に分かりづらいメッセージ発信になっているんじゃないかなというふうに思います。 知事おっしゃるように、年末年始のステイホームについては、今後の感染拡大状況に限らず、もうお願いするというふうにおっしゃっておりましたから、例えば少なくとも外出自粛要請については今日の本部会議で最初からもう年始の三が日とか1月何日とかっていうふうに、そこまでもう期限を延ばして外出自粛要請をするっていうような、そういう判断はなかったんでしょうか。 吉村:まず年末年始について、できるだけステイホームでとお願いをしてますが、これは年末年始、一番やっぱり府民の皆さんが迷われるのは帰省だと思います。帰省については事前の計画があり、チケットも取って、そして田舎に帰る、その準備をどうするかということになるかと思うので、それはやっぱりあらかじめ言う必要があるという判断をしたので、帰省についてはできるだけ控えてくださいと、そういう意味で申し上げてます。
帰省に特化した情報発信だったのか
ステイホームを本当に、不要不急の外出を控えてくださいと、そういうお願いになるかどうか、帰省についてはできるだけ控えてくださいという話はもう、遠方に行っておじいちゃん、おばあちゃんと会う、それはできるだけ控えてくださいという話はしてますが、年末年始、いろいろあると思うんですけど、それをどうするかっていうのはこの感染の今の状況も見た上で、29日までは今、お願いしましたから、28日か25日か、本部会議によったら、今の感染状況もやっぱり今とは違う数字が出てきてると思いますから。同じような高止まりかもしれないし、上がってるかもしれないし、下がってるかもしれないので、それはそのときに適切に判断して呼び掛けをしたいというふうに思います。 今、僕はどちらかというとステイホームでお願いしますと言ったのは、帰省はもうできるだけ控えてくださいというふうに解釈していただいていいのかなと思ってます。 毎日新聞:ステイホームでお願いしますというのは帰省に特化した趣旨での情報発信だったということですね。 吉村:ええ。そう理解していただいて結構だと思います。 毎日新聞:ちなみに年末年始の対応というのは次回の本部会議のコロナ会議の協議内容の議題の1つには入ってくるのか、やっぱり年末年始に限らず、もっと例えば今回みたいに2週間先とか、そういうのにも包括してしまう予定なのか、どうなんでしょうか。 吉村:おそらく2週間先とかそういうことになるんだろうと思います。だいたいこれまで2週間ごとでお願いをしてますので、2週間か3週間かでお願いしてるので、次は1月の中旬かちょっと分かりませんが、2週間、3週間、感染状況によりますけど、年末年始も含めたお願いになるんだろうと思ってます。 ただ、先ほど申し上げたとおり、帰省するかどうかって、もうすでに今、計画するかどうか迷われてる方がいらっしゃると思うので、帰省については今年はもうちょっと申し訳ないけど、できるだけ今の大阪の感染状況を見ると、どうしてもという人以外はもう控えてくださいというのがお願いの、そういう意味でのステイホームです。 毎日新聞:ありがとうございます。 【書き起こし】大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み取材 全文3に続く