これだけで変わる!果物と野菜のベストな冷凍保存法
※この記事は、海外のサイト『グッド・ハウスキーピング』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 夏が本格的に始まると、各家庭の庭やスーパーがベリー類、核果類、野菜、ハーブなどで賑わいを見せる。旬のピーク時は、新鮮な野菜や果物を無駄なく使い切るのが難しくなる。そんなとき、「グッド・ハウスキーピング・イノベーション・キッチン」の専門家によるアドバイスと頼れる電化製品の冷凍庫があれば、旬の食材を無駄にしなくて済む。 新鮮な野菜や果物が豊富に手に入ったら(まとめ買いがお得だったとか、店頭価格が安すぎて無視できなかったとか、家庭菜園で野菜が豊作だったときなど)、それらを冷凍保存しておけば、食品廃棄物を減らせて大幅な節約にもなるし、野菜が腐っていくのを見ながら食べずに捨ててしまうことに罪悪感を感じる必要もなくなる。5kg近くあるスナップエンドウも、安全に冷凍保存すれば1週間以内でどう使い切るか悩まなくて済むし、何よりもスナップエンドウの寿命が数か月延びる。 「果物や野菜の保存は難しいことではありません」と話すのは、「ハースト・ライフスタイル・グループ」のチーフフードディレクターであるケイト・マーカーさん。さらに冷凍保存は、味のピークを迎えた旬の農産物を、旬以外でもできるだけ長く楽しむベストな方法の一つ。「冷凍保存は、旬の野菜と果物をほぼ一年中楽しむための、簡単で身近な方法です。考えてみて下さい。真冬に夏採れのとうもろこしや桃が食べられるなんて、本当に贅沢です」 冷凍した食材をスムージーの材料やコブラー、チップスのベース、パスタにスープ、卵料理の簡単な材料に使うなら、専門家によるこれらのシンプルなガイドがきっと役に立つはず。 *重要な注意点:野菜や果物を収穫または購入して冷凍するまでの時間は、できるだけ短いほうがいい。また、果物や野菜は完熟した状態で保存するのが理想的。 ・果物と野菜を冷凍するためのステップ 庭で採れた果物や野菜をそのまま冷凍庫に入れたくなるかもしれないけれど、少し手間をかけておけば、未来の自分に感謝されるはず。始めに時間をかけて適切に下処理しておけば、あとで固く凍った果物や野菜の取り扱いに頭を悩ませる必要がなくなる。スーパーの冷凍食品コーナーを覗いてみても、ヘタを取ったいちご、スライスした桃、カットしたマンゴー、軽く茹でたいんげん豆やブロッコリーの小房が袋詰めで売られていることが分かる。ここでは、「グッド・ハウスキーピング・テスト・キッチン」が、あらゆる種類の野菜や果物、ハーブを上手に冷凍するベストな方法を解説。