9000件以上の悩みに答えてきたカウンセラーが教える「上手くいく夫婦が行う5つの習慣」
この人が大好き、という想いだけでうまくいく新婚からの数年を過ぎると、お互いのアラも見え出し、だんだん夫婦間にモヤモヤする出来事が起きるようになってきます。子どもを授かることによる生活の大きな変化や、お互いの仕事の状況など、きっかけとなることはいろいろあります。 そのような中でも夫婦間の関係を賢く良好にできる秘訣とは何なのでしょうか。自身でも「ダメ夫」を「神夫」に変えた夫婦問題カウンセラーの河村陽子氏が、「夫婦関係修復メソッド」でお答えします。 ※本稿は、河村陽子著『うちの夫を「神夫」に変える方法』(青春出版社)の一部を再編集したものです。
夫への感謝が確実に伝わる方法
感謝されるのって、誰にとってもすごいモチベーションになります。徹底してほしいのは、わかりやすく短く伝えること。子どもにお使いを頼んだとき、帰ってきたらその場でパッと感謝するイメージですね。音とジェスチャーを活用するのもいいですね。 私もよくやっているのは、 「ケーキ買ってきてくれたの? めっちゃうれしい!」 「パパがリビングに掃除機かけてくれた~!」 と、パチパチ手をたたくことです。音を出すと夫は目線をこちらに向けますから、大きめの声で盛り上げ、最高の笑顔で感謝を表現してみてください。確実に伝わりますよ。 何をほめているのかを具体的に言うのも効果的です。 たとえば、 「あなたのそういうちょっとした優しさが、私、すごく好きなの」 「あなたが穏やかに話してくれるから、とっても心が和むんだよね」 こんなふうに胸を打つ言葉で。 「どう言われたら喜ぶかな?」と気持ちを想像してあげられる妻には、夫のほうも、もっと何かしてあげたいと思うものです。
スキンシップしていますか?
うまくいっている夫婦は必ずスキンシップしています。最近してないわ、という方は、何かにつけて、ちょこっと夫に触れることから始めてみましょう。 たとえば朝、おはようを言うとき、肩をポンと叩いたり、何かを渡すとき、少しだけ指先に触れたり。ベタベタさわるんじゃなく、湿度を感じさせない程度に一瞬だけ、です。 もしも「はっ?いったい何?」って顔をされても落ち込む必要はありません。今日の夫の気分はスキンシップに対応できなかっただけで、明日は新しい一日ですから、また気分が違います。 スキンシップを躊躇する気持ちになってしまうなら、日をあけてトライすればOK。柔軟にいきましょう。