9000件以上の悩みに答えてきたカウンセラーが教える「上手くいく夫婦が行う5つの習慣」
時にはかわいい噓をつき、時には女優になりましょう
夫にあなたを追いかけさせるためには、時にかわいい噓をついてみてください。 「同僚の男性から2人で食事に行こうって誘われたんだけど、行ってもいい?」 夫の頭の中は、「同僚って誰だ?そいつとどういう関係なんだ?既婚者を誘うなんて、その男はいったいどういうつもりなんだ?」と混乱します。実際には誘われていなくてもかまいません。 夫の脳内を攪乱し、新たな興味を持たせることが目的なので、食事に行ったふりまではしなくても大丈夫です。 「高校の同窓会があるんだけどね、出席するか迷ってるんだ。元カレが来るらしいんだよね。私、行かないほうがいいかなぁ?」 と言うのもアリです。 コレ、夫は行くなとは決して言いません。元カレが来る場になんて行かせたくなくても、そう言ったら負けだと思うのです。元カレが来る、というのは噓でもいいんです。なんなら同窓会があること自体が噓でもいい。 「妻はまだまだ女として商品価値がある」と思わせられれば、マンネリ化に歯止めをかけられます。
マンネリ防止のコツ
妻に愛されている実感は必要ですが、男性は追われるより自分が追いかけることのほうが大好きな生き物。ずっとあなたを追わせるためには、時に心配させることも必要です。 クリスマスイブや自分の誕生日に、プレゼントがラッピングされていたとわかる包装紙やリボンをソファ近くのゴミ箱に捨てておく、というのをやりました。無造作な感じを演出しつつ、ブランド名なども見えるようにして。 実際はね、自分でダイヤのエタニティーリングを買ったんです(小声)。結婚指輪と重ねて毎日つけていたので、食事を出すときなどキラッと光って、案外、夫の目に入ります。 すると見ていないふうを装いながら、夫がチラッと指輪を見るのがわかるんですよね。でも、「その指輪、どうしたの?」とは決して言ってこないんです。プライド高いですね~。絶対に気にしているくせに(笑)。
自立しすぎない
男性は基本的に、女性に頼られたい、必要とされたいと思う習性を持っていることを忘れないようにしてください。 妻が自立しすぎた結果、それまでは電球一つ替えるのも「あなた、お願い」だったのに一切頼らなくなったり、夫が家事をやったぐらいではお礼も言わなくなったりすることがあります。すると、家庭のなかでの夫の活躍の場が少しずつ減ってしまうんですよ。 私がよくクライアントさんにお話ししているのは、「夫に問題がなくなっても、夫に頼ることは継続してくださいね」ということです。 たとえ何でも自分でできるとしても、2日に1回は夫を頼ってください。3日に1回にすると、ついつい忘れてしまうので、2日に1回が正解。「昨日は頼ってないから今日は頼ろう」と意識する感じです。頼らなくなると、夫はテキメンに何もしなくなります。自発的に神夫な行動ができるようになっていても、です。 夫を頼ってお願いし、やってくれたらお礼を言って花を持たせてあげてくださいね。
河村陽子(夫婦問題カウンセラー)